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イー・アクセス、NECビッグローブら6社「MVNOコンソーシアム」を結成──朝日ネット、OpenWinも参加
イー・アクセス、NECビッグローブ、ソネットエンタテインメント、ドリーム・トレイン・インターネット、ニフティ、ハイホーの6社が「MVNOコンソーシアム」を結成。ASAHIネットやオープンワイヤレスネットワークも会合に参加する。
イー・アクセス、NECビッグローブ、ソネットエンタテインメント、ドリーム・トレイン・インターネット、ニフティ、ハイホーの6社が「MVNOコンソーシアム」を結成。11月20日に第1回会合を開くと発表した(会合は非公開)。会合には、コンソーシアムには参加していない朝日ネットと、2.5GHz帯でモバイルWiMAXを利用したMVNO事業を展開する予定のオープンワイヤレスネットワーク(OpenWin)も参加する。
同コンソーシアムは、6社がMVNO事業の円滑な推進に向けて、課題を共有し、共同で検討/解決していくことを目的に結成された。各社は問題点の解決だけでなく、共同マーケティングや通信と放送のデジタル化の中で創出しうる新たな事業の共同研究なども行う。
第1回会合の議題はイー・モバイルの現状と今後の課題、MVNO海外事例の研究、今後の課題など。主催はイー・アクセスで、議長はADSL事業本部の田坂信氏が務める。
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