“現行機種”はいつが買い時？ 新機種控え、現行機種値下げへ：携帯販売ランキング（5月12日〜5月18日）（3/3 ページ）

“親向け”の小商戦が終わり、夏の新機種の噂も聞こえてきた。それにともない、現行機種を値下げする店舗も確認され、やや停滞していたランキングにも若干の変動が起こったようだ。では、早速今回のランキングをチェックしていこう。

[岩城俊介，ITmedia]

「820P」はキャリア総合でも首位──“ややオトナ・やや旧機種・安価”な機種に人気集まる

2008年5月第3週（ソフトバンクモバイル）

順位	先週順位	製品名
1	1（→）	820P
2	3（↑）	GENT 812SH sII
3	2（↓）	812SH
4	4（→）	920P
5	5（→）	FULLFACE 2 921SH
6	6（→）	814T
7	8（↑）	インターネットマシン 922SH
8	7（↓）	THE PREMIUM 821SH
9	10（↑）	920SH
10	11（↑）	921T
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

820P

　ソフトバンクモバイル端末も順位の変動は少なく、登場する顔ぶれも大きく変わらない。

　首位は前回と同じく、パナソニック モバイル製の「820P」（2007年11月発売）が獲得。連続首位記録を「4」に伸ばすとともに、キャリア総合ランキングでも首位を獲得するほど現在も売れている。

　続いて2位にシャープ製の「GENT 812SH sII」、3位に同じくシャープ製の「812SH」、4位にパナソニック モバイル製の「920P」、5位にシャープ製の「FULLFACE 2 921SH」が入った。今回は東芝製の「921T」が前回のランク圏外から10位に上がったかわりに、「かんたん携帯 821T」が姿を消した。

　ソフトバンクモバイル端末は現在、首位の820Pを筆頭にGENT 812SH sII、812SH、「814T」などの“ややオトナ向け”かつ“やや古く、安価に買える”機種の人気が高い。この状況で、近日発表とみられる夏の新機種とともに現行および旧機種の価格改定が行われるとどのように売れ筋が変化するだろうか。例えば、ユーザーが必要とする機能や特徴をバランスよく備えるTHE PREMIUMシリーズやハイエンドのAQUOSケータイ「920SH」（2007年11月発売）は現在もランクインする人気機種の1つだが、より安価になるならば、人気がさらに増しそうだ。

発売前の「D03HW」、初登場9位に

2008年5月第3週（イー・モバイル）

順位	先週順位	製品名
1	1（→）	D02HW
2	2（→）	D02NE
3	4（↑）	H11T
4	6（↑）	D01NXII
5	3（↓）	EMONSTER
6	5（↓）	D01NX
7	7（→）	EM・ONEα
8	8（→）	D01NE
9	─（初）	D03HW
10	10（→）	EM・ONE
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

H11T

　イー・モバイル端末は、前回と変わらず7.2Mbps通信対応機種が好調で上位を占めている。

　首位はHUAWEI製のUSB型データ通信端末「D02HW」が獲得。続いて2位にNECインフロンティア製のPCカード型端末「D02NE」、3位に東芝製の音声サービス対応機種「H11T」、4位にネットインデックス製のCF型端末「D01NXII」、5位にHTC製スマートフォン「EMONSTER」が入った。

　今回、7.2Mbps通信対応のExpressCard型データ通信端末「D03HW」が発売前にもかかわらず9位に入った。17日に開始した予約販売分が2日間のみ集計された結果と思われるが、集計期間を勘案するとそこそこの出足といえるだろうか。発売後、何位まで順位を上げてくるかに注目したい。

※イー・モバイルの端末はまだ機種数が少なく、データ通信端末は別掲するPHS・データ通信端末のランキングと重複する部分もありますが、このランキングは「イー・モバイルの全機種」が対象となります。今後、機種数が増えるに従って対象範囲を調整することも計画しております。なお、イー・モバイル端末はキャリア総合ランキングの対象にも含めてあります。

• →ウィルコム、データ通信カード端末の結果は

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*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

2007年度 年間携帯販売ランキング

• →キャリア総合編
• →ドコモ編
• →au編
• →ソフトバンクモバイル編
• →イー・モバイル編
• →ウィルコム、データ通信端末編