ニュース
KDDI、法人向けに「ビジネスケータイフィルタリングサービス」を提供
KDDIは10月2日、法人ユーザー向けのアクセス制限サービス「ビジネスケータイフィルタリングサービス」を開始すると発表した。12月からサービスを行う。
KDDIは10月2日、法人ユーザー向けに「ビジネスケータイフィルタリングサービス」を提供すると発表した。料金は無料で、サービス開始は12月の予定。
ビジネスケータイフィルタリングサービスでは、法人契約のau携帯電話に対して、業務に不要なWebサイトへのアクセスを一括して制限できる。すべてのWebアクセス(auお客様サポートなどをのぞく)を制限したり、独自のホワイトリストにより、最大100件までのURLにのみアクセス可能にしたり、ブラックリストに載っているWebサイトへのアクセスだけを制限したりと、柔軟な設定が可能。また、業務時間外にWebアクセスを一律制限する付加機能も用意した。
またフィルタリングの適用先は、最大99のグループに分けることが可能で、部署ごとやグループ単位でフィルタのカスタマイズができる。これにより、管理部門と営業部門で異なるホワイトリストを使うといったことも容易に行える。
関連記事
- 総務省、ケータイキャリア4社にフィルタリング方式の改善案
総務省は4月25日、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムのケータイキャリア4社と電気通信事業者協会に対し、ケータイ向けフィルタリングサービスの改善に関する検討会の中間取りまとめ案を示した。現状の画一的なものから、より多様性と選択性のあるフィルタサービスへの改善を目指す。 - 18歳未満はブラックリスト方式のフィルタリング原則適用へ──利用数は約430万件に
電気通信事業者協会(TCA)と国内の携帯電話/PHSキャリア 5社は9月12日、有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリングサービスのさらなる認知向上と利用促進を図るための取り組みを発表。合わせて2008 年7月末までの利用者数実績も明らかにした。 - ケータイのフィルタリングサービス、約8割が義務化に「賛成」
アイシェアがケータイ向けフィルタリングサービスに関する調査結果を発表。約8割がフィルタリングサービスの義務化に「賛成」と回答し、フィルタの対象とするサービスは「(ブラックリストに登録された)悪質・違法、出会いなど」が「公式メニュー以外」を上回った。 - ネットスター、フィルタリングの普及と啓発に向けた取り組みを発表
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.