NTTドコモは10月21日、富士通製のスマートフォン「F1100」に不具合があると告知し、ソフトウェア更新を開始した。
F1100で発生する恐れのある不具合は以下のとおり。
- 通話切断時に、まれに通話中表示のままになる。
- Biz・ホーダイ、Biz・ホーダイフル接続用の機能バージョンアップが不要な場合でも、バージョンアップ画面が表示される。
- Biz・ホーダイ、Biz・ホーダイフル設定の利用機種変更の操作が不要な場合でも、「Biz・ホーダイ設定でご利用機種変更を実行してください」と表示される。
ソフトウェア更新で上記の不具合が改善されるほか、企業IP内線ソリューション「PASSAGE DUPLE(パッセージ・デュプレ)」「ビジネスmoperaIPセントレックス」に対応する。上記以外にも、より快適に利用するための更新が含まれている。
ユーザーは、PCのダウンロードサイト(外部リンク)からF1100の更新ファイルをダウンロードし、PCからF1100にファイルを取り込んで更新する。その際、F1100でソフトウェアのバージョンを確認し、対応するファイルをダウンロードする必要がある。F1100からの更新も可能で、「スタート」→「管理」→「ソフトウェア更新」→「更新開始」から行える。ソフトウェア更新の所要時間は、PC経由の場合で約9〜14分。
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