写真で解説する「WILLCOM NS」(2/3 ページ)
手帳に入れて持ち運べるインターネット端末「WILLCOM NS」は、スマートフォンでもPCでもない“MID”という新しいカテゴリーに属する。WILLCOM NSでは“何ができる”のか? 外観や目玉機能の「jiglets」を中心に、その詳細をリポートしよう。
ブラウザ機能は、jig.jpのアプリケーションサービス「jiglets」と「NetFront」ブラウザを利用できる。
jigletsは、Web閲覧用の「ブラウザ」、小型アプリ「jiglet」と、jigletを表示する「デスクトップ」で構成されており、これら3つを総称してjigletsと呼ぶ。ブラウザは「画面メモ」と「オートパイロット」を利用できるのが大きな特徴。保存したページにオフラインでアクセスできる画面メモは、最大100件を保存できる。オートパイロットは、あらかじめお気に入りに登録したサイト(最大10件)の最新情報を毎日午前1時〜5時に更新する機能。ダウンロードした情報はオフラインの環境でも閲覧できる。
jigletはケータイ版「jigブラウザ」でも提供されているが、「ケータイ向けjigletのすべてをWILLCOM NSで利用できるわけではない」(説明員)。WILLCOM NS向けにはメーラーやスケジューラー、RSSリーダーなど、当初は22種類のjigletが配信される(ちなみに、2009年4月15日現在、ケータイ向けjigletは308件が配信されている)。ケータイ版と同じく、スケジューラーはGoogleカレンダーとの同期も可能だ。なお、jigletの保存件数に制限はない。
WILLCOM NSは専用メーラーをプリセットしていないので、メールをやり取りするにはjigletから「jigメーラー」をダウンロードする必要がある。ただし4月14日にjig.jpが提供した新バージョンのjigメーラーには対応していない。
このほか、jiglets経由でPCのInternet Explorer(7.0以降)で保存したお気に入りのインポート機能も備えており、PCとWILLCOM NSでお気に入りサイトを同期できる。
ディスプレイをなぞってスクロール、タッチしてリンクの選択などができる。下部にある左の四角形アイコンをタップするとサブメニューの呼び出し、右の矢印アイコンをタップすると戻る操作が可能。中央のバーは左側をタップするとブラウザが拡大し、右側をタップすると縮小する。バーの中央付近をタップしても反応しない
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