KDDIは7月27日、携帯電話による振り込め詐欺の被害防止対策として、8月10日から個人契約の回線本数を最大5回線に制限すると発表した。同一名義で5回線以上を契約しているユーザーは、「新規契約申込み」「他名義の契約の譲受申込み」「シングル端末からデュアル端末への機種変更申込み」ができなくなる。
1月15日に携帯電話・PHS事業者が連名で発表した振り込め詐欺対策の一環。他のキャリアも原則として5回線に制限することを表明しており、NTTドコモは5月18日から制限を実施している。
関連記事
- ドコモ、個人契約の回線数制限を5月18日から開始
NTTドコモが個人契約の回線数を最大5回線までに制限すると発表した。制限は新規契約と名義変更に対して、5月18日から適用する。 - 増加する振り込め詐欺に対応――TCAがケータイ不正契約の防止強化策を発表
電気通信事業者協会(TCA)と携帯電話・PHS各社は、増加傾向にある振り込め詐欺に対応するため、支払い方法の制限や審査体制の強化、契約回線本数の制限といった不正契約防止策を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.