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ソフトバンクモバイル、高校生向けのフィルタリングメニューを追加
ソフトバンクモバイルが、フィルタリングサービスの閲覧制限を2段階から3段階に拡充。新たに高校生ユーザーを対象とした閲覧制限メニューを追加する。
ソフトバンクモバイルは、未成年利用者を対象とする携帯サイトのフィルタリングサービスを拡充し、新たに高校生を対象とした閲覧制限メニューを追加する。
ソフトバンクモバイルは現在、すべてのコミュニケーションサイトの閲覧を制限する「Yahoo!きっず」と、EMAが認定したコミュニケーションサイトを閲覧可能にする「ウェブ利用制限」の2種類の閲覧制限を提供している。8月31日からは新たに、EMA認定サイトに加えてネットスターのURLリスト分類基準で「子どもの利用への配慮レベル1〜3」に分類されたコミュニケーションサイトも閲覧可能にする「ウェブ利用制限(弱)」を提供する。
これにより、未成年のソフトバンクモバイルユーザーの保護者は、年齢や知識・判断力などに応じて閲覧制限を3種類から選べるようになる。なお、設定した閲覧制限は、あとから変更することもできる。
対応機種はソフトバンクモバイルの3G携帯電話(iPhoneを除く)で、利用料金は無料。新規申し込みは全国のソフトバンクショップやお客さまセンター、「My SoftBank」(PC/携帯電話に対応)から行え、設定レベルの変更・解除はソフトバンクショップで申し込みを受け付ける。
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