第3回 文字入力とメールの振り分け機能に優れた機種は?:最新ケータイ徹底比較(NTTドコモ 2009年夏モデル編)(2/3 ページ)
メール作成やサイト検索、スケジュールやメモの登録など、ケータイでは多くのシーンで文字入力をするだけに、いかに少ない操作ステップで入力できるかが重要だ。そこで今回は、文字入力機能とメールの管理機能を比較する。
絵文字入力:予測、連携変換で手軽に入力できる
絵文字一覧はどの機種もワンタッチで呼び出せるほか、連続入力や履歴表示、予測変換にも対応しており、スムーズに入力できる。また、F端末以外のモデルは「かなしい」と打つと悲しそうな顔の絵文字が変換候補に現れるなど、絵文字の連携変換も可能だ。絵文字をあまり使わない人も、このように変換候補に表示されると、つい使ってしまいそうだ。「絵文字を使いたいけど入力が面倒」という人にお勧めしたい。
P端末の絵文字連続入力について、P-07AとP-08Aは左上ソフトキーで操作できるが、P-10Aは決定キーから操作する。個人的には、決定キーの方が使うキーが少なく済むので違和感なく入力できる。
ワンタッチでの呼び出し | 連続入力 | 履歴の表示 | 予測変換 | 連携予測 | |
---|---|---|---|---|---|
F-08A | 右上ソフトキー | ○ | ○ | ○ | − |
F-09A | 右上ソフトキー | ○ | ○ | ○ | − |
N-06A | 右上ソフトキー | ○ | ○ | ○ | ○ |
N-08A | 右上ソフトキー | ○ | ○ | ○ | ○ |
P-07A | 左下ソフトキー | ○ | ○ | ○ | ○ |
P-08A | 左下ソフトキー | ○ | ○ | ○ | ○ |
P-10A | 左下ソフトキー | ○ | ○ | ○ | ○ |
SH-05A | 左上ソフトキー | ○ | ○ | ○ | ○ |
SH-06A | 左上ソフトキー | ○ | ○ | ○ | ○ |
顔文字入力:PとSHは確実にワンタッチで呼び出せる
顔文字の入力方法は機種によって差がある。F端末は「かお」や「かおもじ」、サブメニューから呼び出すのが基本となるが、NとP端末はソフトキーからワンタッチで呼び出せる。ただし、絵文字や顔文字がタブ形式で表示されるN端末は、直近で絵文字を入力した場合、絵文字が最初に表示される(顔文字も同様)。Pは絵文字が左下ソフトキー、顔文字が右下ソフトキーと分れているので、どちらの呼び出しもワンタッチで済む。またSH端末はメールキーの長押しで顔文字一覧を呼び出せる。
「わーい」で「(^o^)」を変換すると、以降は「わ」で「(^o^)」が出るなど、顔文字も予測変換が可能なので、よく使う顔文字が決まっているなら、一覧を呼び出すより変換する方が早いかもしれない。
呼び出し方法 | 連続入力 | 予測変換 | 連携予測 | |
---|---|---|---|---|
F-08A | サブメニュー/「かお」「かおもじ」で変換 | − | ○ | − |
F-09A | サブメニュー/「かお」「かおもじ」で変換 | − | ○ | − |
N-06A | 右上ソフトキー/「かお」「かおもじ」で変換/サブメニュー | − | ○ | ○ |
N-08A | 右上ソフトキー/「かお」「かおもじ」で変換/サブメニュー | − | ○ | ○ |
P-07A | 右下ソフトキー/「かお」で変換/サブメニュー | − | ○ | − |
P-08A | 右下ソフトキー/「かお」で変換/サブメニュー | − | ○ | − |
P-10A | 右下ソフトキー/「かお」で変換/サブメニュー | − | ○ | − |
SH-05A | メールキー長押し/サブメニュー/「かお」で変換 | − | ○ | ○ |
SH-06A | メールキー長押し/サブメニュー/「かお」で変換 | − | ○ | ○ |
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