ニュース
LGが選んだ“私の形態”は――デザインコンテストのグランプリ決定
LGエレクトロニクスが、「LG Mobile Design Competition 2009」のグランプリを発表。透明の殻につつまれた端末をデザインした大塚雄人氏と佐々木麻美氏の「breathing article」がグランプリを獲得した。
LGエレクトロニクスが実施した携帯電話のデザインコンテスト「LG Mobile Design Competition 2009」のグランプリに大塚雄人氏と佐々木麻美氏の「breathing article」が選ばれた。
LG Mobile Design Competition 2009は今年で2回目となるデザインコンテストで、今回のテーマは“私の形態”。527作品の応募作品の中から19作品が予備審査を通過し、その中からグランプリ、ゴールド賞、シルバー賞、ブロンズ賞(2作品)と奨励賞2作品、入賞12作品が選ばれた。
グランプリ作品のbreathing articleは、透明の殻に包まれたデザインをコンセプトにした作品。この作品についてデザイナーの大塚雄人氏と佐々木麻美氏は、次のように説明している。
「携帯電話を透明化する提案。たくさんの機能が詰まっている携帯電話はユーザにとってはブラックボックス。日々そばにある携帯電話を愛着をもって使うには、今ケイタイは何をしているのかが見えることだと考えた。機構やデバイスとの繋がりがみえる透明の殻に包まれたデザインにし、機器の状態を『振る舞い』として筐体全体を使って表現することで、室内で少し遠くから見る場合でも、端末全体で情報を感じ取ることができる」
関連記事
- LG、“私の形態”をテーマに携帯のデザインコンペを開催
LGエレクトロニクス・ジャパンが「LG Mobile Design Competition 2009」を開催する。「私の形態」をテーマに、広く一般から作品を募集し、グランプリには賞金200万円が贈られる。 - 富士通が選んだ“2011年のケータイ”は――デザインコンテストのグランプリ決定
富士通と富士通デザインが、携帯電話デザインコンテストの授賞作品を発表。受賞した9作品はCEATEC JAPAN 2009の同社ブースに展示される。 - 3人のトップクリエイターが考えた“未来のケータイ”とは――「プロジェクトF」
コンセプト 小山薫堂、コンテンツ 猪子寿之、プロダクト 山中俊治――。この3人が考えるケータイデザインがCEATECの富士通ブースで披露された。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.