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NEC、世界最小クラスのLTE基地局を「Mobile World Congress 2010」で展示
NECが小型・軽量のLTE基地局を発表。2月15日〜18日の「Mobile World Congress 2010」で展示する。
NECは2月10日、世界最小クラスの一体型LTE無線基地局を発表。2月15日から18日にスペインのバルセロナで開催される「Mobile World Congress 2010」の同社ブースで展示する。
今回発表した製品は、トライアルや小規模の商用サービスなど、LTEの導入を検討している通信事業者に向けた小容量タイプの基地局。制御機能を有するREC(Radio Equipment Controller)と送信アンプ機能を有するRE(Radio Equipment)を一体化することで、世界最小クラスの420(幅)×230(高さ)×130(奥行き)ミリの小型サイズを実現した。作業員1人でも持ち運びやすい、約12キログラムという軽さも特徴だ。
ファンレス構造や高効率のアンプ(増幅器)を採用することで、従来比75%減の低消費電力化を実現したほか、SON(Self Organizing Network)に対応することで、基地局を効率的に構築、運用できるようになる。
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基地局 | LTE(Long Term Evolution) | NEC(日本電気) | Mobile World Congress | 最小 | 通信事業者 | 商用化 | ファンレス | トライアル
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