スマホおくだけ写真転送、デジカメ画像も取り込める“フォトレコーダー”「DMR-HRT300」
パナソニックはスマートフォンやデジタルカメラの写真を簡単な操作で取り込める“フォトレコーダー”「DMR-HRT300」を発売する。Qi(チー)にも対応する。
パナソニックは6月4日、デジタルレコーダー“ディーガ”の新製品として、500GバイトのHDDを搭載した“フォトレコーダー”「DMR-HRT300」を6月25日より販売開始すると発表した。
スマートフォンで撮りためた写真の取り込みからショートムービー作成、SNSのアップロードまでを行える“フォトレコーダー”。SDカードスロットとUSBのインタフェースも用意されており、デジタルカメラで撮影した写真や動画を搭載するHDDへ取り込み、大画面テレビで鑑賞することもできる。
無接点充電規格「Qi」(チー)に準拠しており、Qi対応スマートフォンならばケーブルを接続することなく、写真の取り込みが行える。スマートフォンからのワイヤレス取り込みについてはアプリ「DIGA Contents Link」のインストールが必要で、DIGA Contents Linkは6月末にiOS版の公開、Android版のバージョンアップが予定されている。
取り込まれた写真については顔検出などの処理が施され、背景やBGMも自動選択されたショートムービーが作成される。DIGA Contents LinkをインストールしたAndroid スマートフォンでなおかつQiに対応していれば、充電中に写真の取り込みからショートムービー作成、作成されたムービーのスマートフォンへの転送までが自動的に行われる。
SNSについては6月4日時点でPicMate、 mixi(写真のみ)、facebook、YouTube(動画のみ)、 Picasaに対応しておりリモコン操作で本製品に取り込まれた写真や動画をアップロードできるほか、自動送信を設定しておけばアップロードも自動的に行える。無線LANモジュールも搭載しており、インターネット接続環境があれば「もっとTV」「ビエラ・コネクト」を楽しむこともできる。
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