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Google GlassはAndroidベース──ペイジCEOが認める

Android端末とBluetoothで接続し、連係できるメガネ型ウェアラブル端末「Google Glass」のOSもAndroidであることが明らかになった。

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 米Googleのラリー・ペイジCEOは、4月18日(現地時間)の業績発表後の電話会見で、同社のメガネ型ウェアラブル端末「Glass」のOSがAndroidであると語った。これまで、Android端末と連係することは分かっていたが、Glass自体のOSについては明らかにされていなかった。

 これは、Glassやスマートウォッチなどの新しいフォームファクタが登場した際にどの程度利用されると思うかという質問に対する答えの中で述べたものだ。「言うまでもなく、GlassはAndroidで稼働するため、端末間の可搬性は非常に高い」とペイジ氏は語った。

 また、Androidのフラグメンテーション問題(複数バージョンのAndroid端末が併存することや、Android端末によって操作性が異なること)についての質問に対しては、「われわれはAndroidが急速に成長するように設計した。そのため、否定的な意味ではフラグメンテーションが生じてしまうが、よく言えばイノベーションなのだ」と語った。

 Google Glassは、Googleが昨年4月に発表したメガネ型端末。透過型ディスプレイ、マイク、カメラで構成されており、音声の命令での写真撮影、メール送信、音楽再生などができる。16日にはスペックやAndroid端末からGlassを管理するアプリが公開され、開発者向けのプロトタイプ端末の出荷が始まった。

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Google Playで公開されたGlass管理アプリ「MyGlass」

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