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ヤフーの「防災速報」に熱中症情報が追加――「暑さ指数」による危険度を通知
ヤフーのスマートフォン向けアプリ「防災速報」に熱中症情報が追加。指定地域の「暑さ指数」が設定値を超えた場合、暑さ指数と危険度を通知する。
ヤフーは7月23日、スマートフォン向けアプリ「防災速報」に熱中症情報を追加した。
本機能は、環境省熱中症予防情報による「暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)」に基づいたもの。各地点で計測した暑さ指数は1時間ごとに発表されており、アプリ内で指定した地域の暑さ指数が設定値を超えた場合、暑さ指数と危険度を通知する。
設定できる熱中症危険度のレベルは、外出をなるべく避けて涼しい室内への移動を推奨する「危険(暑さ指数 31〜)」、炎天下を避けて室温の上昇に注意する「厳重警戒(暑さ指数 28〜)」、運動や激しい作業に休息を取り入れる「警戒(暑さ指数 25〜)」の3つ。一度通知した熱中症情報でも、設定している暑さ指数を超えている場合は再度通知する。
なお、暑さ指数は指定地域の各市区町村における役所付近の推定値(実況推定値)によるため、役所から離れている場合は推定値が異なる可能性が高くなる。
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