スマートフォンのゲーム利用率は61.7%で、アプリでは「パズドラ」がトップ――MMD研究所調査
MMD研究所が「スマートフォンゲームに関する調査(利用実態編)」の結果を発表。スマートフォンのゲーム利用率は61.7%で、よく遊んでいるゲームアプリは「パズル&ドラゴンズ(22.6%)」がトップとなった。
MMD研究所は、「スマートフォンゲームに関する調査(利用実態編)」の結果を8月20日に発表した。この調査は8月8日〜11日にかけて、スマートフォンを所有している15〜59歳の男女566人を対象に行ったもの。
まず、スマートフォンのゲーム利用率は61.7%で、ゲーム利用者の半数が毎日ゲームを起動していることが判明した。ゲーム利用者の1日の平均起動時間は「10分〜20分未満」が22.9%、「5分〜10分未満」が21.8%、「20分〜30分未満」が18.9%、「1〜5分未満」が13.5%。毎日スマートフォンゲームを起動している人の1日の平均起動時間は、「10分〜20分未満」が23.3%、「20分〜30分未満」が19.4%、「30分〜1時間未満」が18.9%と、若干長くなっている。
スマートフォンでよく遊ぶゲームのジャンルに関しては「パズル(61.3%)」「アクション(21.8%)」「シミュレーション(16.3%)」の順。よく遊んでいるゲームアプリを聞いたところ「パズル&ドラゴンズ(22.6%)」がトップで、「LINE POP(21.2%)」「LINE バブル(17.8%)」と続いている。また、上位10位のうち5タイトルは、LINEが提供するゲームアプリがランクインした。
そのほか、スマートフォンのゲームでコインやアイテムなど獲得するため、友達・知人をゲームに招待した経験を聞いたところ、23.8%が「招待したことがある」と回答。逆に「招待されたことがある」と回答した人は56.7%となっている。
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