ドコモ、ベンチャー支援プログラムの第2期参加チームを募集
ドコモがベンチャー企業支援プログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ」の第2期参加チームの募集を開始。ドコモのほかパートナー企業の支援を受けられる追加枠も用意した。
NTTドコモは9月2日、ベンチャー企業などを対象に起業支援を行う「ドコモ・イノベーションビレッジ」の第2期プログラム参加チームの募集を開始した。期間は10月10日まで。
第2期のテーマは「グローバル・スタンダードになりうる、モバイルを活用したサービス」で、応募した企業・団体・個人の中から書類や面接による審査により参加チームを選出。参加チームには転換社債引受による200万円の資金提供やオフィススペースの提供、社外メンターによるメンタリング機会の提供などの支援が行われる。サービス開発期間は約4カ月間で、2014年3月下旬に開催するイベントで成果を発表し、プログラム終了後も優秀なサービスについては、ドコモとの事業提携や、ドコモ・イノベーションファンドからの出資も検討する。
さらに第2期からは、ドコモがパートナー企業と一体となって支援を行う「パートナーブースト枠」を新設した。パートナーブースト枠は開発するサービス内容がパートナー企業の提示するテーマと合致した場合に選出される枠で、ドコモだけでなくパートナー企業からの支援も受けられる。今回は、NTT西日本、NTTぷらら、NTTデータが参加する。
このほか、第1期プログラム参加チームによる開発成果発表イベント「DOCOMO Innovation Village Demo Day」が9月26日に開催されることも発表された。イベントでは第1期参加チームによるプレゼンテーションと表彰式に加え、KDDI∞ラボ長の江幡智広氏とNTTドコモ・ベンチャーズ副社長の秋元信行氏によるパネルディスカッションと、Skype創業者ニクラス・ゼンストローム氏へのインタビューなども行なわれる。
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