調査リポート
MMDのスマホ向けカメラアプリ実態調査――最も利用されているのは「LINE camera」
MMD研究所は、スマホユーザーを対象にカメラアプリの利用実態調査を実施。最も利用されているアプリは「LINE camera」で、写真共有サービスでも「LINE」を使う割合が半数近い。
MMD研究所は、11月25日に「スマートフォンのカメラアプリに関する利用実態調査」の結果を発表した。調査対象はスマートフォンを所有している18歳以上の男女558人で、調査期間は11月14日〜11月16日の3日間で、インターネットで調査した。
これによると、スマートフォンで写真撮影をするユーザーは「よく撮影する」「時々撮影する」「あまり撮影しない」を合わせると96.9%となり、ダウンロードしているカメラアプリは「無料アプリ」が49.5%、「無料アプリと有料アプリの両方」が8.9%、「有料アプリ」が2.0%となった。
よく利用するアプリは「LINE camera(38.8%)」「Instagram(20.5%)」「無音カメラ(20.5%)」で、アップロードまたは共有しているサービスは「LINE」(48.8%)、「Facebook」(41.4%)、「Twitter」(34.0%)と、どちらもLINEを活用する割合が高い。
また、写真の加工を行うユーザーは「必ず加工する」「たまに加工する」「あまり加工しない」を合わせると57.3%で、利用する加工機能は「サイズ変更(74.2%)」「カラーフィルター(43.5%)」「フレーム(36.1%)」が多く、「トリミング」や「モザイク」というフリー回答も得られたという。
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