高画素スマホカメラでも7割が「暗い」写真の経験――HTC NIPPONが調査
HTC NIPPONが、スマートフォンカメラに関する実態調査を発表。7割のユーザーが高画素なスマホカメラでも暗い写真を撮った経験があったほか、披露宴で撮られたくない写真トップ3も明らかになった。
HTC NIPPONが、スマートフォンカメラに関する実態調査を5月28日に発表した。対象は20歳〜49歳の男女1000人で、調査期間は5月16日〜5月20日。
スマートフォンのカメラで撮影する対象は、「家族」(54.1%)や「日常の食事(手料理)」(43.1%)など日常生活の撮影が多いが、「旅行先」(30.4%)、「結婚式などのいわゆるハレの日」(12.7%)、「記念日」(9.2%)など、特別な出来事を記録しておきたいという需要もある。
「スマートフォンのカメラではきれいに撮影できないとあきらめるシーン」では、「夜景」(54.0%)、「暗いパーティー会場」(39.6%)、「雨・曇りの日」(28.6%)がトップ3で、多くのユーザーが明るさの調整に苦労していることが分かる。
また、高画素のスマホカメラを使って撮影しても、写真が暗くなってしまったことがあるユーザーが全体の7割以上いる一方で、画素数より画素のサイズを重視しているユーザーは2割程度しかいなかった。なおHTCは、画素サイズを大きくしてより多くの光を取り込める「UltraPixel」カメラを搭載したスマートフォン「HTC J One HTL22」を、KDDIに供給。ホワイトメタルは6月1日から販売されており、ブラックメタルは6月上旬に発売予定だ。
結婚披露宴で撮影されることについて、全体の6割は「嬉しい」と感じているが、「食事中」「意表をついたもの」「光の調整ができていないもの」については敬遠される傾向となった。
「写真撮影をお願いしたときに満面の笑みで答えてくれそうな芸能人」という質問では、ベッキーさんが58.1%で2位の福山雅治さんの12.3%を大幅に上回る結果でトップとなった。3位はきゃりーぱみゅぱみゅさん(9.3%)で、4位には剛力彩芽さん(7.9%)と女性が続いた。
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