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KDDI、外洋航海で使える(これまでより)高速なデータ通信サービス
KDDは、1月29日に衛星通信を利用した「KDDI Optima Marineサービス」の提供を開始した。転送速度は最大で上り512Kbps、下り1024Kbps。
KDDは、1月29日に衛星通信を利用した「KDDI Optima Marineサービス」の提供を開始した。KDDI Optima Marineサービスは、衛星通信による船舶向けデータ通信で、Kuバンド(12G〜18GHz帯)を利用することで最大1Mbpsの転送速度で利用できる。
最低で保障する転送速度(確定回線速度)と最大の転送速度(最大回線速度)、月あたりの定額料金が異なる利用プラン「Plan64」「Plan32」「Plan16」を用意しており、最上位プランの「Plan64」では、最低でも下り上りとも64Kbpsを保障し、最大は上り512Kbps、下り1024Kbpsで月額45万円(税抜き、最低契約期間は24カ月)となる。
利用できるエリアは、2014年1月29日時点で北太平洋のほぼ全域と南太平洋の西側(ソロモン諸島以西)、インド洋の沿岸部に限られるが、今後拡大する予定。
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