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ドコモ、大学講座が無料で学べる「gacco」開講――4月に3講座スタート
NTTドコモは、無料の大規模公開オンライン講座(MOOC)サイト「gacco(ガッコ)」を開設した。4月14日にスタートする3講座の受講生を募集している。
NTTドコモとNTTナレッジ・スクウェアは2月3日、日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC)提供サイト「gacco(ガッコ)」を開設した。
gaccoは、大学教授陣による本格的な講義を、PCやスマートフォン、タブレットを使ってオンライン受講できるサービス。開設に合わせて、4月14日開講の東京大学 本郷和人教授「日本中世の自由と平等」、5月19日開講の慶應義塾大学 村井純教授「インターネット」、6月16日開講の早稲田大学 栗崎周平准教授「国際安全保障論」の受講生を募集している。そのほかの講義については、サイト内にて順次発表していく。
受講生は10分程度の講義動画を1週間に10本前後視聴し、さらに自己学習や他の受講生と掲示板を通じたディスカッションを行なう。その後、進行に応じて提示される選択式テストやレポートなどの課題に取り組み、すべての講義を受講して修了条件を満たすと「修了証」を取得できる。ドコモらは今後、gaccoの修了証をキャリアの証明などに活用できるよう、企業や大学に対して働きかけを行なうとしている。
なお、東京大学の本郷和人教授の講座では、オンラインで学習した内容をもとに対面で発展的な講義を行う「反転学習コース」も有料で提供。大学レベルの講座にチャレンジしたい高校生には無料枠も設ける。この反転学習コースをMOOC上で提供するのは世界でも初めてだという。
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