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ヤフー、イー・アクセスの子会社化を中止――「Y! mobile」は“協業”で展開:ソフトバンクとも協業の予定
ヤフーは、6月2日に予定していたイー・アクセスの子会社化を中止した。イー・アクセスとウィルコムの合併は予定通り行われる。
ヤフーは5月19日、6月2日に予定していたイー・アクセスの株式取得を中止すると発表した。イー・アクセスのウィルコム吸収合併は予定通り6月1日に行われる予定で、後日、新社名を「ワイモバイル」とすることに変更はない。
ヤフーは当初、ワイモバイルの株式を99.68%取得して完全子会社化し、「Y! mobile」ブランドでサービスを提供するとしていた。しかし親会社であるソフトバンクと協議の結果、サービス(ヤフー)とインフラ(ワイモバイル)を別々に提供することで両社の強みを生かすことを決めたという。
またY! mobileのサービスをソフトバンクモバイルで展開することも合わせて発表された。ヤフーは自らが携帯電話事業者(キャリア)になるのではなく、ワイモバイルとソフトバンクモバイルの通信網を使ったMVNO方式でサービスを提供するものとみられる。
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