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「Galaxy S7/S7 edge」の実機に触れてきた――2機種の違いや進化点をチェック:Mobile World Congress 2016(2/2 ページ)
MWCで発表されたスマートフォンの中でも特に注目度の高い「Galaxy S7/S7 edge」。2機種は何が違うのか? 外観を中心に写真でチェックしていこう。
S7 edgeよりも一回り小さいボディーの「Galaxy S7」
Galaxy S7は、5.1型のWQHD(1440×2560ピクセル)ディスプレイを搭載。S7 edgeよりもひと回り画面が小さく、横幅は69.6ミリに抑えられている。ディスプレイの解像度は同じだが、画素密度はS7のほうが細かく、より高精細といっていい。ただし、肉眼で差を感じるものではない。なお、物理キーやスロット、接続口などの配置は、Galaxy S7 edgeと共通している。
Galaxy S7はエッジを曲げないフラットなディスプレイを採用している。しかし、ガラスパネルの四方にカーブを施しており、端末を持つ指にフィットしやすい仕上げになっている。背面パネルは、S7 edgeと同様に、左右にしっかりとしたカーブを施し、ラウンドフォルムと呼んでいい仕上がりだ。前モデルのGalaxy S6よりも手になじみやすい形状といえるだろう。
なお、Galaxy S7/S7 edge両モデルはバッテリー容量が異なる。S7 edgeが3600mAhなのに対し、S7は3000mAhだが、必要十分のスタミナを確保しているといえる。S6/S6 edgeと同様に急速充電に対応しているが、S7/S7 edgeは、ワイヤレス充電のスピードも向上しているそうだ。
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