「SPAJAM2016」東京A予選が開催――最優秀賞は活躍したい人と案件を結ぶマッチングアプリ
「スマートフォンアプリジャム2016」最初の予選が東京A会場で行われた。最優秀賞チームは「おおさき温泉同好会」で、活躍したい人と案件をマッチングさせる「ニアエル」が選ばれた。
モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)とスマートフォンアプリジャム2016実行委員会は、4月9日〜10日にかけて「スマートフォンアプリジャム2016(SPAJAM2016)」東京A会場の予選を行った。
予選には専門学校生、大学生、社会人など多様な計10チームが参加し、「だれでも活躍できる」というテーマのもとアプリを開発。今回はバンダイナムコエンターテインメントが画像・音楽素材、アルプス電気やテックウインドがモジュールを提供し、それらと連携したアプリの開発も可能となった。
最優秀賞に選ばれたのは、チーム「おおさき温泉同好会」のアプリ「ニアエル」。活躍したい人と活躍してほしい案件を持っている人を、スマートフォンの近距離無線通信を利用してマッチングさせる。さらにスマートフォンだけでなく、近距離無線通信機能をもったデバイスを駅の改札や待ち合わせ場所に置けば、より多くのマッチングを活性化できるという。キープボトルに掛けるネームタグを3Dプリンタで自作し、ボタン電池で半年間保つなどの検証と共に実物でプレゼンを行ったこと、実現性の高さを示したことなどが評価された。
優秀賞は「チームやまさき」「Attack on Sukeshni」「どよめきサタデイ」の3チームが受賞。本選には最優秀賞のほか、優秀賞のチームから最大2チーム、学生チームの中から学生枠として1チームが出場する。今後順次実施する全国6地域8会場(札幌、仙台、東京B、東京C、東京D、東海、大阪、福岡)の予選では、参加チームを募集中だ(東京B会場のみ締め切り)。
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