使い勝手をより磨いたスリムなタフネススマホ「URBANO V03」登場:約1年半ぶりの新モデル
auのVoLTE対応「URBANO」スマートフォンの第3弾が約1年半ぶりに登場する。電話専用キーの搭載など、フィーチャーフォンからの乗り換えを意識した使い勝手の向上が図られている。
KDDIと沖縄セルラー電話は11月7日、京セラ製Androidスマートフォン「URBANO V03」を発表した。発売は12月上旬を予定している。
V03はMIL規格のタフネスボディー、押し込める物理ボタンのナビゲーションキー、画面全体が受話部として使える「スマートソニックレシーバー」など、先代の「URBANO V03」で好評だった要素を引き継ぎつつ、ハードウェア面のスペック向上、「電話ボタン(電話専用キー)」の搭載など、使い勝手をより向上している。
電話ボタンは長押しすると電話着信時には着信操作を、それ以外のシーンでの画面点灯時にはauフィーチャーフォンではおなじみの「ペア」画面が表示されるようになっている。
プロセッサはQualcomm製の「Snapdragon 430」(CPU部は1.4GHz 4コア+1.1GHz 4コア構成)を採用する。メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GBで、外部ストレージは最大200GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイは5型のHD(720×1280ピクセル)のTFT液晶を搭載する。バッテリーの容量は2600mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。
カメラはアウトカメラが1300万画素、インカメラが500万画素のセンサーを採用している。
国内でのモバイル通信は4G LTE、WiMAX 2+に対応する。キャリアアグリゲーションには非対応で、最大通信速度は下り150Mbps/上り25Mbps(ともに4G LTEエリアでの理論値)となる。無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)に対応する。
機種名 | URBANO V03 |
---|---|
メーカー | 京セラ |
OS | Android 6.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 430(MSM8937)/1.4GHz 4コア+1.1GHz 4コア |
メインメモリ | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大200GB) |
ディスプレイ | 約5型 HD TFT液晶 |
解像度 | 720×1280ピクセル |
連続通話時間 | 1110分(VoLTE) |
連続待受時間 | 690時間(LTE/WiMAX 2+) |
バッテリー容量 | 2600mAh(ユーザーによる交換不可) |
アウトカメラ | 有効約1300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約500万画素CMOS |
ボディーカラー | ブリティッシュグリーン、ローズピンク、ロイヤルブラック |
サイズ | 約72(幅)×145(高さ)×8.9〜9.2(奥行き)mm |
重量 | 約137g |
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