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ポケモンGO×鳥取砂丘「スナホ・ゲーム解放区」の今:その後どうなった?(3/3 ページ)
Pokemon GOに絡み「スナホ・ゲーム解放区」を発表して夏に話題となった鳥取砂丘だが、その後の動向は伝わってこない。現在の状況を実際に行って確かめてみた。
レベルアップおよびレアポケモン収集のニーズに対応するには
と、現地を訪れた1ユーザーとして所感を述べてみたが、「みず」タイプのポケモンに限れば、出現するバリエーションに富んでいるので、種類を集める目的であれば、注目のスポットであることに変わりはない。
もっとも裏を返せば、レベルアップを目的に大量のポケモンを収集したいニーズにはいまいち合っておらず、最近になって集客効果が薄れてきているのは、捕獲可能な一通りのポケモンをコンプリートしたためだと仮定すると、話のつじつまは合っているように思える。このあたりをどう解決するかが課題となりそうだ。
ちなみに鳥取県内ではほかに皆生(かいけ)温泉という、レアポケモンも出現するスポットがよく知られており、実際に歩き回った限りではポケモンの出現数はそちらがはるかに多い。鳥取砂丘は人通りや障害物がないこと、また駐車場が広いため車でアクセスしやすいなどのアドバンテージはあるが、レベルアップおよびレアポケモンの収集に注力するユーザーにとっては、むしろ皆生温泉のほうが魅力的かもしれない。
「スナホ・ゲーム解放区宣言」以降、しばらく大きな動きは見られないが、これから先、ユーザーがアッと驚く先駆者らしい取り組みを期待したいところだ。
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鳥取県が「Pokemon GO」を観光誘致に活用すべく、鳥取砂丘を「スナホ・ゲーム解放区」とすることを発表。人通りや障害物が少なく安全にゲームを遊べる点をアピールする。
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