デザインを一新したフラッグシップ――写真で解説する「HTC U11」(1/3 ページ)
HTCが新しいフラッグシップスマートフォン「HTC U11」を発表した。同社が率先して採用したメタルボディーからガラスボディーに一新し、機能面でも妥協のない仕上がりとなっている。
5月16日、HTCのフラッグシップモデル「HTC U11」が台湾・台北で発表された。このモデルは日本法人であるHTC NIPPONからも発表され、その中でFeliCa(おサイフケータイ)などへの対応が明記されていることから、国内発売も確実視されている。
U11の最大の特徴は、左右に感圧センサーを内蔵し、“握る”操作を実現したこと。内耳の状況をスキャンし、イヤフォンのチューニングを行う「HTC Uソニック・ハイレゾ」にも対応する。アウトカメラのセンサーは1200万画素で、レンズはF1.7で明るい。インカメラには1600万画素センサーを搭載し、精細な写真撮影が可能だ。デザインも「HTC 10」から一新し、背面にガラスを採用している。
U11の特徴を1つ1つ、実機の写真を交えてチェックしていこう。
まず本体外観をチェック
握って操作する「エッジセンス」
ハードキーやタッチでの操作に加え、HTCが新たに提案するのが「エッジセンス」という“握る操作”だ。端末の左右に感圧センサーを搭載しており、ぎゅっと強めに持つとそれが反応する。力を検知すると、画面の左右に波を打ったようなエフェクトが出現し、それが視覚としても分かる仕様になっている。
反応圧力のレベルは設定で変更できる。軽く握って反応してしまって操作しづらいときや、逆に強く握らないと反応しないようなときは、ここで調整可能だ。
エッジセンスは、短い握りと長い握りを判別する。それぞれに「カメラの起動」「Google Nowの表示」「アプリの起動」といったアクションを割り当てることができる。「スクリーンショット」や「フラッシュライト」などもアクションとして用意されている。自撮り(セルフィー)中にはシャッター代わりに使うこともでき、自然な形で撮影できる。
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