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プラスワンの端末事業とFREETELブランド、MAYA SYSTEMに譲渡
プラスワン・マーケティングが、FREETELの端末事業をMAYA SYSTEMに譲渡する。譲渡は1月9日に完了する。エンドユーザーへのサポート体制と販売の早期再建を目指す。
プラスワン・マーケティングは2017年12月30日、携帯電話端末の開発・販売事業と、FREETELブランドをMAYA SYSTEMに譲渡することを発表。譲渡は1月9日に完了する予定。
プラスワンはMVNO事業を楽天に約36億円(負債含む)で売却し、端末事業に専念する予定だったが、資金繰りが悪化。民事再生を選択し、スポンサー候補のMAYA SYSTEMと事業再生に向けて協議を進めてきた。
端末事業をMAYA SYSTEMに譲渡することで、エンドユーザーへのサポート体制と販売の早期再建を目指す、としている。現FREETEL端末ユーザーに対するサポート体制については、事業譲渡の完了後に案内する。
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