Samsung、10.5型タブレット「Galaxy Tab S4」、別売DeXキーボードでPCのようにも利用可能
Samsungが、Androidタブレット「Galaxy Tab S4」を発表した。10.5型でSペンが付属し、別売のDeXキーボードと接続すればPCのように使える。ホームボタンがなくなった分画面が広くなった。
韓国Samsung Electronicsは8月2日、10.5型の「Sペン」付属Androidタブレット「Galaxy Tab S4」を発表した。米国ではBest Buyなどで8月10日に発売の見込み。
タブレットとしては初の「Samsung DeX」対応端末。DeXは昨年3月にまず「Galaxy S8/S8+」向けとして発表されたGalaxyシリーズをPCのように使うための別売の周辺機器だ。スマートフォン用はドックでキーボードにBluetooth接続するシステムだが、タブレット用はキーボードカバースタイルになっている。
先代の「Galaxy Tab S3」にあったホームボタンがなくなった分、画面が広くなった。ロック解除はパスコード入力か、虹彩認証で行う。
主なスペックは、10.5型ディスプレイは2560×1600ピクセル(アスペクト比は16:10)のsAMOLED、プロセッサは米QualcommのSnapdragon 835、メモリは4GB、ストレージは64/256GBでmicroSDスロットを備える。カメラは1300万画素と800万画素、バッテリーは7300mAh(持続時間は約16時間)、Wi-FiモデルとLTEサポートモデルがあり、重さはWi-Fiモデルが482グラム、LTEモデルは483グラム。色は白と黒の2色。
Best Buyでの販売価格はWi-Fi版の64GBモデルが650ドル、256GBモデルは750ドルになっている。
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