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ディスプレイが鏡に早変わり! 海外でもそのまま通話できた「A1303SA」(懐かしのケータイ)
カメラ機能も備える国際ローミング対応端末として登場した「A1303SA」。待ち受け画面でソフトキーを押すとディスプレイが鏡のようになる、ちょっと変わった機能を備えていました。
思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の三洋電機(現・京セラ)製ケータイ「A1303SA」です。
2003年に発売されたA1303SAは、auの国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT」対応端末では初めてカメラ機能を搭載したケータイです。
今では当たり前のように使える国際ローミングサービスですが、当時は対応端末でしか利用できず、前の対応端末「C1001SA」が2001年12月発売だったので約1年半ぶりの対応端末の登場となりました。
当時、ローミング先で利用できるのは音声通話のみ。データ通信は利用できなかったため、海外でメールを送受信したりEZwebでWebサーフィンしたりはできませんでした。
ただ、英和・和英辞典や音声付きトラベル会話集など、海外渡航時に役立つ機能を搭載していました。会話集は前モデルでは英語のみの対応でしたが、A1303SAでは新たに中国語と韓国語にも対応していました。
メインメニューや待ち受け画面などをディスニー仕様に一括設定できる「with Donald!」モードを搭載していたほか、ワンタッチでディスプレイ面が鏡のように早変わりする機能も備えていました。
「A1303SA」の主な仕様
- 発売日:2003年8月
- キャリア:au
- メーカー:三洋電機
- サイズ:約47(幅)×92(高さ)×23(奥行き)mm
- 重量:約101g
- メインディスプレイ:2.1型(132×176ピクセル)透過型TFT液晶 26万色
- サブディスプレイ:1.1型(76×64ピクセル)透過型TFT液晶 26万色
- アウトカメラ:有効約31万画素CCD
- ボディーカラー:ティアラシルバー、ジュエルレッド、レジェンドネイビー
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