超小型LTEケータイ「NichePhone-S 4G」が9月14日発売 1万2800円(税別)
フューチャーモデルの超小型ケータイのLTE対応モデルの発売日と価格が決定。主な家電量販店などでの取り扱いも決まった。
フューチャーモデルは9月14日、SIMロックフリー携帯電話「NichePhone-S 4G(ニッチフォンエス フォージー)」を発売する。先代の「NichePhone-S」から大幅に機能を改善し、LTE(4G)通信によるテザリングにも対応した。ボディーはBlackとWhiteの2色展開で、参考価格は1万2800円。主な家電量販店やMVNOを通して販売される。
機種の概要
NichePhone-S 4Gは音声通話利用に特化しており、カメラや端末単体でのWeb閲覧機能は備えない。
ただし、先述の通りLTEテザリング機能は備えている。対応通信規格と周波数帯は以下の通り。日本国内ではNTTドコモの「Xi」「FOMA」、ソフトバンク(Y!mobileを含む)の「SoftBank 4G LTE」「SoftBank 3G」の各ネットワークでの利用を想定している。
- FD-LTE:Band 1/3/8/19
- W-CDMA :Band 1/6/8
- GSM:900/1800MHz帯
通話についてはW-CDMAまたはGSMで行う。VoLTEには非対応なので注意が必要だ。
バッテリー容量は1000mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。連続通話時間は最大約3時間、連続待受時間は約110時間となっている。充電とデータの伝送は、本体に付属するポゴピンアダプターを介して行う。
内蔵ストレージは先代の256MBから4GBに大幅増量。ボゴピン経由でのデータ伝送にも対応したので、ボイスレコーダー機能や音楽プレーヤー機能を使う際の利便性が向上した。
その他、先代ユーザーからのフィードバックなどを受けて、主に以下のような機能改善を行っている。
- 独立したサイドボリュームキーの新設
- 通知LEDの新設(ディスプレイ上部)
- テンキーを押しやすい形状に変更(配列はほぼ同じ)
- キーを長押しして機能を呼び出す「ワンタッチ機能」への対応(マナーモード、スピーカーホン、電話帳呼び出し、ボイスレコーダー、キーロック)
- プレフィックス発信に対応
- スピーカーホン(ハンズフリー通話)に対応
- 文字入力システムを「FSKAREN」(富士ソフト製)に変更(SMSなどで利用)
- 電話帳データのエクスポート(書き出し)に対応(SIMカード、PC経由)
- 電話帳データのPC経由でのインポート(書き込み)に対応
- PC経由のデータ転送や端末ソフトウェア更新に対応(ソフトウェア更新は単体でも可)
- 電話帳のソートに対応(五十音順)
ボディーサイズは約50(幅)×90(高さ)×9.5(奥行き)mmで、重さは約52gとなっている。手のひらに乗っかるサイズ感だ。
検証済みの通信事業者
9月3日現在、以下の通信事業者のSIMカードで通話・通信できることがメーカーによって確認済みだ。なお、テザリングの利用にはAPN(アクセスポイント)の設定が必要な場合がある。
- IIJmio
- イオンモバイル
- NTTドコモ
- ソフトバンク
- OCN モバイル ONE
- nuroモバイル
- mineo(Dプランのみ)
主な販路
NichePhone-S 4Gは主に以下の販売店やMVNOで取り扱う。取り扱い店は順次拡大する予定だ。
- コジマ
- ソフマップ
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
- Amazon.co.jp
- IIJmio
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