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ドコモ、2019年9月に「5G」のプレサービスを提供へ
ドコモが「5G」通信を活用したプレサービスを2019年9月に提供する。同時期に開催されるラグビーワールドカップに合わせたもの。商用サービスは2020年春に開始する予定。
NTTドコモは、次世代モバイル通信規格「5G」のプレサービスを2019年9月に提供する。10月3日に総務省で実施された「第5世代移動通信システムの利用に係る公開ヒアリング」でドコモの吉澤和弘社長が明かした。
プレサービスは、2019年9月に開催されるラグビーワールドカップの会場で提供する見込み。他に、さまざまな企業とも連携していくという。プレサービスの成果を見つつ、東京オリンピックを控えている2020年の春に商用サービスを開始する。なお、5Gの周波数は2018年度末に割り当てが決まる見込み。
ドコモは外部パートナーとともに5Gのサービスを創出する「5Gオープンパートナープログラム」を展開しており、既に1800を超える企業や団体が参画している。検証環境として「ドコモ5Gオープンラボ」も東京と大阪で開設しており、2018年12月には沖縄でも開設する予定。
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