CESで大人気! 折り曲げスマホ「FlexPai」への期待と不安:ふぉーんなハナシ(1/2 ページ)
「CES 2019」で大きな注目を集めたRoyole(ロヨル)のフレキシブルスマホ「FlexPai(フレックスペイ)」。実際触ってみると、期待を感じる一方、一抹の不安も……。
「CES 2019」を取材するべく、1月5日(日本時間)から約1週間ほど米国・ラスベガスに出張していました。CES取材は2年連続2度目ですが、1週間あっても時間が足りないのではないかというくらいに取材すべき見どころはたくさんあります。
そんな中、どうしても見に行きたかった取材先が、中国系の新興ディスプレイメーカー「Royole(ロヨル:柔宇科技)」のブース。「世界初のフォルダブル(折りたたみ可能)スマートフォン」こと「FlexPai(フレックスペイ)」を見たかったからです。
Royoleは「ディスプレイ」が主力のメーカー
先述の通り、Royoleは新興ディスプレイメーカー。CES 2019では、FlexPaiだけではなく、自社ディスプレイや自社技術を用いた応用製品を複数展示。中でも、Royoleの強みでもある「フレキシブルディスプレイ」関連製品は手厚く展示されていました。
“ネタ”も含めて、一部の応用製品はすでに販売されています。
FlexPaiは「ディスプレイ」をアピールするための製品
フォルダブルスマホことFlexPaiは、Royoleの強みであるフレキシブルディスプレイのメリットを体感できる製品。現時点では中国だけとはいえ、実際に手に取って試せるということで、タッチアンドトライコーナーは大盛況でした。
手にしたFlexPai。“折り曲げる”ギミックは非常に感動的。何より、ディスプレイ自体が曲がることに言葉にできない感動があります。
開くとタブレットライクに使えて、閉じるとスマホライク。ある意味で「MEDIAS W N-05E」や「M Z-01K」の延長線上にある機種なんだな、と感じます。
ディスプレイの画質も良好。フレキシブルだからといって手を抜いていません。視野角も広めなので、複数人で動画や写真を楽しむこともできます。
単に「曲がります!」というだけではない点はとても好印象です。
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