速報
Appleが「iOS 12.1.4」配信開始し、「グループFaceTime」のサービス再開
1月末に発覚したAppleの「FaceTime」で応答前に相手に声が聞こえてしまうバグの修正を含む「iOS 12.1.4」の配信が開始した。サーバ側もFaceTimeのサービスが復旧した。
米Appleは2月8日(日本時間)、iOSデバイス向けの最新OS「iOS 12.1.4」の配信を開始した。FaceTimeで応答前に相手の声が聞こえてしまうバグを含む4件の修正が適用される。
FaceTimeのバグは、1月末に複数のユーザーがTwitterなどで報告していたもの。Appleは1月28日(現地時間)にその週中に修正するとしていたが、遅れていた。
修正が完了するまで停止していたFaceTimeのサービスは、日本時間の2月8日午前3時に復旧した。利用するにはOS(iOSおよびmacOS)をアップデートする必要がある。
このバグの調査中、「Live Photos」関連のバグも見つかり、これも修正した。その他、アプリが昇格した権限を取得できる可能性があるバグ、アプリがカーネル特権で任意のコードを実行できる可能性があるバグも修正した。
Appleは米メディアに対し、「今日のソフトウェアアップデートで、グループFaceTimeのセキュリティバグを修正した。顧客に再度謝罪し、顧客の忍耐に感謝する。(中略)OSをまだ更新していない顧客を保護するため、旧バージョンのiOSおよびmacOSのFaceTimeのLive Photos機能はサーバ側でブロックしている」という声明文を送った。
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