ミドルレンジ中心になりつつある携帯販売ランキング/足音近づく「5G」:Mobile Weekly Top10
携帯電話の販売ランキングでは、auとソフトバンクの「iPhone 8」「iPhone XR」が強さを発揮しています。一方、ミドルレンジモデルや1世代前のハイエンドモデルも人気で、売れ筋に変化が見えつつあるように思います
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2019年7月29日〜2019年8月4日
- 初の総合トップ10入りを果たした、ソフトバンクのAndroidスマホとは?
- Y!mobileが5周年キャンペーン 新規契約でPayPayボーナス付与、端末5円セールなど
- ASUS JAPANが8月20日に新製品を発表 「ZenFone 6」登場か
- フジロックでソフトバンクの「5Gプレサービス」を体験 XperiaとAQUOSの5Gスマホもチェック
- いまだ販売ランキング1位 「iPhone 8」がXSやXRよりも売れている理由
- 楽天の完全仮想化ネットワークは「あと2カ月でできると証明する」 三木谷氏が見せる
- PayPay、9月は食品スーパーで最大10%還元
- iPhoneの最新おすすめ機種は? 目的と価格で選ぶ(2019年版)
- ASUS、健康管理に適したスマートウォッチ「ASUS VivoWatch BP (HC-A04)」発売
- auの「アップグレードプログラム」終了へ 9月のiPhone商戦で新たな割引施策も?
今回の「ITmedia Mobile Weekly Top10」では、2019年7月29日から8月4日までのアクセスを集計し、ランキングとしてまとめました。
アクセス数の1位は、「携帯販売ランキング」の最新記事となりました。
販売ランキングを見ると、量販店では引き続きauやソフトバンクの「iPhone 8」「iPhone XR」の64GBモデルが好調な売り上げをキープしていることが伺えます。端末代金の安さゆえか、Y!mobileでは「iPhone 6s」の32GBモデルが人気のようです。iPhone 6sは間もなく登場から4年を迎える“古い”機種ではありますが、OSのバージョンアップが継続していることから安心して購入できるという側面もありそうです。
この販売ランキングの10位に入っているソフトバンクの「arrows U」は、富士通コネクテッドテクノロジーズ製のエントリースマホです。直販価格で3万720円とリーズナブルながら、機能面で過不足ないことが人気のポイントであると思われます。
ともあれ、昨今の販売ランキングの推移を見ていると、携帯電話の売れ筋はハイエンド機種よりミドルレンジ機種やエントリー機種、あるいは1世代前のハイエンド機種に移行しつつあるようです。この傾向は、今後も強まるのか、それとも……。
ランキングの4位は、ソフトバンクが「FUJI ROCK FESTIVAL '19」に合わせて実施した5G(第5世代移動体通信システム)プレサービスのレポート記事でした。
5Gといえば、NTTドコモとKDDIが本免許、ソフトバンクが本免許への移行を前提とする予備免許を取得し(参考記事)、商用サービスの提供に向けて大きく前進しました。
この免許をもとにして、3社は9月以降、商用サービスに近い形でのプレサービス(あるいは大規模実験)を行い、2020年には商用サービスを開始する予定です。
何だかんだで、5Gの足音は日に日にハッキリと聞こえてくるようになりました。5年後、日本のモバイル通信環境はどうなっているのでしょうか……。
関連記事
- 初の総合トップ10入りを果たした、ソフトバンクのAndroidスマホとは?
前回トップのau「iPhone 8(64GB)」が2連勝。Y!mobileの「iPhone 6s(32 GB)」が3位。ソフトバンクの「arrows U」が初めてトップ10入りした。 - Y!mobileが5周年キャンペーン 新規契約でPayPayボーナス付与、端末5円セールなど
ソフトバンクが、Y!mobileのサービス開始5周年を記念したキャンペーンを実施。Y!mobileの新規契約でPayPayボーナスを付与する、対象端末を5円で販売するといった特典を用意する。期間は8月1日から9月30日まで(特典によって異なる)。 - ASUS JAPANが8月20日に新製品を発表 「ZenFone 6」登場か
ASUS JAPANが8月20日にスマートフォンとノートPCの新製品発表会を開催する。当日は本社からジョニー・シー会長が来日する。スマートフォンは「ZenFone 6」が発表される可能性が高い。 - フジロックでソフトバンクの「5Gプレサービス」を体験 XperiaとAQUOSの5Gスマホもチェック
ソフトバンクが、フジロックで5Gのプレサービスを実施した。商用サービスとは周波数帯が異なり、コアネットワークもプレサービス専用のものだったが、来場者は5Gを通して配信された映像やVRコンテンツを楽しむことができた。5G電波の送受信に使うスマートフォンも披露された。 - いまだ販売ランキング1位 「iPhone 8」がXSやXRよりも売れている理由
「iPhone 8」がいまだに売れている。GfK Japanの販売ランキングでは、3キャリアの「iPhone 8(64GB)」がいまだトップ3を独占している。最新モデルの「iPhone XS」や「iPhone XR」を差し置いて、なぜ8が売れ続けているのか?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.