Y!mobileが2019年秋冬商戦向けスマホを発表 「Xperia 8」など4機種
Y!mobileが、2019年秋冬商戦向けのスマートフォンを発表した。Y!mobileブランド初の「Xperia」を始めとする4機種が、順次発売される。
ソフトバンクとウィルコム沖縄は10月7日、Y!mobileブランドの2019年秋冬商戦向けスマートフォンを4機種発表した。10月下旬以降順次発売される予定だ。
(価格は全て税込み)
Xperia 8(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
「Xperia 8」はソニーモバイルコミュニケーションズ製のミドルレンジスマホ。アスペクト比21:9の6型フルHD+(1080×2520ピクセル)液晶ディスプレイを搭載することで、大画面と片手で使いやすい横幅(69mm)の両立を実現した。発売は10月下旬を予定しており、同月9日から販売予約を受け付ける。Y!mobileオンラインストアでの販売価格は5万4000円だ。
スペックなどの詳細は、別記事を参照してほしい。
ワイモバイル初!Xperia発売記念キャンペーン(2020年1月31日まで)
Y!mobileにおける初のXperia発売を記念して、Xperia 8の購入者を対象に、抽選でソニー製のヘッドフォンやイヤフォンが当たる「ワイモバイル初!Xperia発売記念キャンペーン」が実施される。
発売日から2020年1月31日までの期間中に、Xperia 8にプリインストールされている「Xperia Lounge Japan」アプリから応募すると、その場で当落が判明する。
Libero S10(ZTE)
「Libero S10」はZTE製のミドルレンジスマホ。IP57等級の防水・防塵(じん)性能を確保しつつ、「手袋モード」やデュアル構成のアウトカメラによる「ポートレート撮影」など、日本市場でニーズの高い機能やトレンドをしっかりキャッチアップしている。発売は11月上旬以降の予定で、Y!mobileオンラインストアでの販売価格は2万8800円だ。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 450」で、メインメモリは3GB、ストレージは32GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイはフルHD+(1080×2160ピクセル)の5.7型TFT液晶を搭載する。
アウトカメラは1300万画素センサーと200万画素センサーのデュアル構成。インカメラは500万画素センサーのシングル構成だ。バッテリーは3100mAhで、満充電からの連続待受時間は約460時間(FD-LTEエリア)、連続通話時間は約1440分(VoLTE利用時)となる。Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)に対応しており、Bluetooth 4.2も利用できる。おサイフケータイやテレビ受信機能は搭載しない。
ボディーサイズは約73.2(幅)×152.7(高さ)×8.4(奥行き)mmで、重量は約165g。カラーはホワイトとネイビーを用意する。プリインストールOSはAndroid 9となる。
Android One S6(京セラ)
Android One S6は、京セラ製のミドルレンジスマホ。Googleの「Android One」プログラムに準拠しており、発売から24カ月以内に最低1回のOSバージョンアップ、発売から3年間のセキュリティアップデート提供が保証されている。発売は12月中旬以降の予定だ。
プロセッサはMediaTekの「Helio P35」で、メインメモリは3GB、ストレージは32GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイはフルHD+(1080×2280ピクセル)の5.84型TFT液晶を搭載する。
アウトカメラは1600万画素センサーと800万画素センサーのデュアル構成。インカメラは800万画素センサーのシングル構成だ。バッテリーは3050mAhで、満充電からの連続待受時間は約630時間(FD-LTEエリア)、連続通話時間は約1560分(VoLTE利用時)となる。Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応しており、Bluetooth 5.0も利用できる。おサイフケータイには対応するが、テレビ受信機能は搭載しない。
ボディーサイズは約73(幅)×153(高さ)×8.9(奥行き)mmで、重量は約151g。IPX5/IPX8等級の防水性能とIP6X等級の防塵性能を有している。カラーはラベンダーブルー、ホワイトとブラックを用意する。プリインストールOSはAndroid 10となる。
Android One S7(シャープ)
Android One S7は、シャープ製のミドルレンジスマホ。S7同様にAndroid Oneプログラムに準拠している。発売は12月中旬以降を予定している。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 630」で、メインメモリは3GB、ストレージは32GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイはフルHD+(1080×2160ピクセル)の5.5型IGZO液晶を搭載する。
アウトカメラは1200万画素センサー、インカメラは800万画素センサーのシングル構成だ。バッテリーは4000mAhで、満充電から約1週間(メーカー独自基準)の連続稼働を実現しているという(詳細な稼働時間は計測中)。Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応しており、Bluetooth 5.0も利用できる。おサイフケータイには対応するが、テレビ受信機能は搭載しない。
ボディーサイズは約70(幅)×147(高さ)×8.9(奥行き)mmで、重量は約167g。IPX5/IPX8等級の防水性能とIP6X等級の防塵性能を有している。カラーはライトカッパー、シルバーとブラックを用意する。プリインストールOSはAndroid 10となる。
新機種の発売に伴い、メーカー主催の「スマホを買ってPayPayもらえちゃうキャンペーン」が開催される。今回発表された新機種の購入者が対象で、もれなく1000円分のPayPay残高がプレゼントされる。
このキャンペーンは夏モデルのと「HUAWEI P30 lite」(ファーウェイ製)も対象で、こちらはもれなく3000円のPayPay残高がプレゼントされる上、抽選で500人には追加で7000円の残高も付与される。
対象となる購入期間と申し込み時期は機種によって異なるため、PayPayの特設サイトを確認してほしい。
- →スマホを買ってPayPayもらえちゃうキャンペーン(PayPay)
関連記事
- ミッドレンジの「Xperia 8」登場 21:9の6型液晶やデュアルカメラを搭載【写真追加】
ソニーモバイルコミュニケーションズが10月7日、Xperiaシリーズの新モデル「Xperia 8」を発表した。また同日に、ソフトバンクがY!mobileブランドで取り扱うことを発表した。21:9の6.0型液晶ディスプレイや、広角+望遠のデュアルカメラを搭載する。 - Y!mobileのスマホ向け“分離プラン”は「スマホベーシックプラン」のリニューアル 10月1日提供開始
Y!mobileが、改正電気通信事業法とそれに伴う改正省令に対応するプランが新たに登場する。2年契約のない「スマホベーシックプラン」を値下げする形で対応するが、「L」プランについては「R」プランにリニューアルされるという。 - Y!mobileの「スマホベーシックプラン」が月間通信容量を10月から改定 1GB〜4GB増量
明日(10月1日)から内容の改定・新設が行われるY!mobileの「スマホベーシックプラン」。その前日となる今日(9月30日)、10月以降の月間通信容量を増やす改定が行われる旨が発表された。増量幅はプランによって1GB〜4GBとなる。 - ソフトバンクが新料金プランを発表 期間拘束と解約金なし
ソフトバンクが9月6日、契約期間と解約金のない新料金プランを発表。9月13日に申し込み受け付けを開始する。端末によって異なっていた基本料金を統一する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.