「AQUOS zero2」がドコモから 240Hz駆動の6.4型有機ELやデュアルカメラを搭載
NTTドコモがシャープ製のハイエンドスマートフォン「AQUOS zero2 SH-01M」を発売する。6.4型の有機ELディスプレイやデュアルカメラを搭載しながら、140g台という軽さを実現している。防水や防塵(じん)やおサイフケータイにも対応する。想定販売価格は8万円前後を見込む。
NTTドコモは、シャープ製のハイエンドスマートフォン「AQUOS zero2 SH-01M」を今冬に発売する。カラーはアストロブラックとミスティホワイトの2色。想定販売価格は8万円前後を見込む。
AQUOS zeroシリーズは、2018年にソフトバンク版やSIMロックフリー版で発売されたが、2世代目ではKDDI(前日発表)に続き、NTTドコモも取り扱う。
シャープが新たに開発した6.4型の有機ELディスプレイを搭載し、ディスプレイの駆動速度は、AQUOS zeroの60Hz(1秒間に60回更新)から120Hzに向上している。加えて、残像を低減させるため、各フレーム間に黒画面を挿入したことで、毎秒240回(240Hz)の高速表示を可能とする。シャープによると、動きの速い映像も残像を抑えて滑らかに表示し、タッチパネルの反応速度が向上したことで、ゲームもより快適にプレイできるという。
また、スマートフォンAQUOSとして初めて、ディスプレイに指紋センサーを内蔵している。
背面に標準と広角で構成されるデュアルカメラを搭載。画素数は広角カメラが約1220万画素、レンズの明るさはF1.7、焦点距離は(35mmフィルム換算)26mm相当で光学式手ブレ補正にも対応する。もう一方の超広角カメラは画素数が約2010万画素、F2.4、焦点距離18mm相当という仕様。
どちらのカメラも、新画質エンジンProPix2(被写体ブレ補正)を搭載し、AIが笑顔や動きなどの見どころを抽出して約15秒のダイジェストムービーを自動で作成する「AIライブストーリー」を利用できる。動画撮影中に自動的に写真を撮る「AIライブシャッター」も利用できるが、こちらは広角カメラのみ対応する。インカメラは800万画素。
こうしたハイエンド仕様ながら、さらなる軽量化を遂げた。zeroでは背面の素材にアラミド繊維を使用していたが、zero2では樹脂に変更されている。その代わりに、内部基板の小型化や、マグネシウムフレームをさらに軽量化したことで、140g台という軽さを実現している。
この他にもIPX5・IPX8等級の防水、IP6X等級の防塵(じん)に加え、おサイフケータイにも対応する。通信速度は下り最大1576Mbps、上り最大131.3Mbps。
機種名 | AQUOS zero2 SH-01M |
---|---|
メーカー | シャープ |
OS | Android 10 |
プロセッサ | Snapdragon 855 |
メインメモリ | 8GB |
内蔵ストレージ | 256GB |
外部メモリ | − |
ディスプレイ | 6.4型フルHD+有機EL |
解像度 | 1080×2340ピクセル |
電池持ち時間 | 未定 |
バッテリー容量 | 3130mAh |
アウトカメラ | 有効約1220万画素CMOS(広角)+有効約2010万画素CMOS(超広角) |
インカメラ | 有効約800万画素CMOS |
ボディーカラー | アストロブラック、ミスティホワイト |
サイズ | 未定 |
重量 | 140g台 |
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