1カ月で終了する「アップグレードプログラムDX」/「Pixel 4」登場:Mobile Weekly Top10
auが10月1日から提供し始めた「アップグレードプログラムDX」が、10月31日をもって新規申し込みを終了することになりました。わずか1カ月で提供を終えることになります。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2019年10月14日〜2019年10月20日
- 36回払いで機種変不要――auが「アップグレードプログラム」を改定 11月1日から
- auの「Xperia 5」「Xperia 8」、10月25日に発売
- 「iPhone 11」を試して、望遠カメラよりも超広角カメラが必要だと思った理由
- ドコモがAndroid 10バージョンアップ予定機種を公開
- 小型ボディーに21:9ディスプレイを搭載した「Xperia 5」、ドコモが11月1日に発売
- 「Pixel 4」は何が新しい? 3/3aと比較、ネックは価格か
- ドコモが「MONO」や「カードケータイ」のプロトタイプを公開 携帯電話のデザインとは何かを聞いた
- UQ mobileの秋冬モデル発表 「Xperia 8」「OPPO A5 2020」「AQUOS sense3」「Galaxy A20」の4機種
- ハード、ソフト、AIの三位一体で攻める「Pixel 4」 “我が道を行く”ゆえの課題も
- ソフトバンクが秋冬モデル発表 「Xperia 5」「AQUOS zero2」、LGの2画面化できるスマホなど
今回の「ITmedia Mobile Weekly Top10」では、2019年10月14日から10月20日までのアクセスを集計し、ランキングとしてまとめました。
アクセス数の1位は、auの「アップグレードプログラム」が「DX」から「NX」となることを伝える記事です。
アップグレードプログラムDXはau携帯電話の契約の有無を問わず申し込める買い換え支援プログラムで、10月1日から受け付けを開始しました。しかし、プログラムの前提となる「48回の分割払い」や「適用時に機種変更が必要な点」が一部から批判されていました。
そこで、アップグレードプログラムNXでは分割払いを「36回」に短縮した上で、単純な端末返却(下取り)でもプログラムを適用可能としました。内容的にはNTTドコモの「スマホおかえしプログラム」と同様で、端末単体での購入(au携帯電話の契約を伴わない購入)には対応しなくなります。
このプログラムについて、SNSではさまざまな感想が見受けられますが、総務省の政策でキャリアだけではなくユーザーまで右往左往させられてしまうのは率直にいってどうなんだろうと思う今日この頃です……。
6位と9位には、Googleが発表した新スマートフォン「Pixel 4」「Pixel 4 XL」に関する記事がランクインしました。
Pixel 4とPixel 4 XLは、米国では全ての大手キャリアで取り扱うこととなり、販路が広がりました。一方、日本では「Pixel 3」ファミリーを扱っていたNTTドコモが採用を見送り、ソフトバンクだけが取り扱うこととなり、販路が狭まりました。ただし、GoogleがSIMロックフリー版を直販するので、ドコモやauで使いたい人はそちらを購入すれば大丈夫です(auは相互接続性試験にも合格しています)。
今回のPixel 4/4 XLの注目ポイントは、日本向けのハードウェアでもeSIMが使えることです。iPhone XS/XS Max/XRや「Surface Pro LTE Advanced」と同様に、GSMAの規格に準拠しているので、理論上は「IIJmio」のeSIMも使えるはずです。
eSIMフリークにとっては見逃せないPixel 4/4 XLですが、それ以外の面を他のAndroidスマホと比べると「これだ!」という強みがないのが若干気がかりです。強いていうなら、GoogleのAI技術の粋を体験できることがメリットではありますが、キラーコンテンツになりうるかというと現状ではなかなか難しいところ。「モーションセンス」は他のスマホにはない強みですが、法的な都合で日本では当面の間使えません。
そろそろ、今年(2019年)2台目の携帯電話を買おうと考えている筆者にとっては、悩ましい日々が続きます……。
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