Touch IDが恋しい? いまだに人気の古いiPhone/トヨタがモバイル決済に本腰?:Mobile Weekly Top10
iPhone 8/8 Plusはいまだに根強い人気を誇っています。Touch IDが手放せない人が少なくないのでしょうか……?
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2019年11月18日〜2019年11月24日
- いまだ販売ランキング1位 「iPhone 8」がXSやXRよりも売れている理由
- トヨタがスマホ決済に参入 「TOYOTA Wallet」アプリ提供、iDやコード決済が利用可能
- d払いで「iD」が利用可能に ドコモのAndroid端末から順次
- いまだ人気の「iPhone 6s」 いつまで“現役”でいられる?
- 「Apple Watch Series 5」の常時表示を試す 使い勝手やスタミナはどう?
- 新生「OCN モバイル ONE」は格安SIMのシェア1位を奪還できるのか?
- ドコモの「AQUOS sense3」が総合3位に上昇、「iPhone 11」に割って入る
- Googleサービスを使えないHuaweiが選択した“プランB” スマホ事業の勝算は?
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- 「OCN モバイル ONE」が月額980円〜の新料金プラン発表 “業界トップ返り咲き”を狙う
今回の「ITmedia Mobile Weekly Top10」では、2019年11月18日から11月24日までのアクセスを集計し、ランキングとしてまとめました。
今回は、アクセス数の1位と4位にiPhoneの旧機種に関する記事が入りました。
携帯販売ランキングを見る限り、量販店での人気上位はiPhone 11シリーズに置き換わっているように見えますが、iPhone 8もいまだ根強い人気を保っています。先日、とある大規模な家電量販店に行った際も「“人気の”iPhone 8が緊急入荷しました!」というアナウンスが入るぐらいです。
前も言ったような気がするのですが、iPhoneの旧機種がいまだに人気である理由は、単に値下げされて手頃になったからとか、ソフトウェア面でまだ使い続けられるからとか、というものだけではありません。実際にiPhone 8までの旧機種を使い続けている、あるいは最近購入した人に話を聞くと「Touch IDが欠かせない」という声が多いです。
ただ、Touch IDに何を求めているのかという部分では人によって違いがあり、「指紋認証が欠かせない」という理由と「ホームキーがほしい」という理由に大別されます。後者なら、慣れで最新機種のホームバーにも適応できるかもしれませんが、前者についてはいかんともしがたい所です。
Androidスマートフォンでは、方式はまちまちですが画面内指紋センサーを備える機種が増加傾向にあります。iPhoneでもこれを採用すれば、乗り換えをためらう人が減りそうな気がするのですが、どうなのでしょうか……。「この位置に指紋センサーとホームキーがあるからこそいいのだ!」という人はさておき。
ランキングの2位には、11月19日に突如発表された、トヨタ自動車の「TOYOTA Wallet」に関する記事が入りました。
TOYOTA Walletは、三井住友カードが発行する「TOYOTA Wallet残高」(iDプリペイド)、トヨタファイナンスがOrigamiと提携して発行するクレジット型コード決済「TS CUBIC(TS3) OrigamiPay」(既存サービス)と、GMOペイメントゲートウェイのデビット型コード決済「銀行Pay」(三井住友銀行の「事業者型Pay」経由)の3つの決済方法を1つのアプリから利用できます。
ただ、現時点では「3つの財布を1つにまとめた」という状態ではなく、銀行Payで登録した金融機関(現在は三井住友銀行のみ)の口座からTOYOTA Wallet残高チャージできること以外は相互の連携はありません。「1つのアプリから3つの財布をコントロールできる」といった状況です。また対応するのもiPhone(iOS)のみで、Android版は2020年春から提供を開始する予定です。
決済関連に興味のある私は、TOYOTA Walletをすぐにセットアップしました。しかし、TS3 Origami Payのセットアップはできませんでした。というのも、TS3 Origami Payはクレジットタイプゆえに、事前に申し込みの上、審査を受ける必要があるのです。
申し込みは、現時点では新規申し込みはトヨタのディーラー(自動車販売店)に来店する必要があります。発表当日にとある都内のディーラーに行ってみた所、TOYOTA Walletについて知っている人が誰もおらず、申し込めませんでした……。
サービス間の連携を深めることや、自動車関連のサービスを充実させることなど、TOYOTA Walletがその本領を発揮するには時間がかかりそうです。
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