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スマホカメラに1億画素も必要? Xiaomi「Mi Note 10」を使って分かったこと:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)
カメラを5つ搭載して、そのうちの1つは1億800万画素という突き抜けたスペックを持つ、Xiaomiの「Mi Note 10」。1億800万画素の実力は本物なのか? 5つのカメラはどんなことをしているのか? これら2つに絞ってレビューしてみたい。
もう1つ行きます。1億画素。浅草文化観光センターの展望テラスから撮った浅草寺。
20MBもあってダウンロードするのは大変なので、ポイントだけ等倍表示でお見せしましょう。
等倍でチェックすると不自然なところはあるけど、めちゃ立派な写りだと思う。
もうちょっと暗い場所ではどうなのか。一般に画素数が上がれば上がるほど、1画素あたりの感度が下がるので、暗所に弱くなる。
遠くに見えるスカイツリーを等倍でチェック。
ノイズを消すためにディテールが甘くなってもやっとしているけど、思ったより頑張っている。
結論をいうと、何とか1億画素を実現している。すげー、である。これがあればデジタル一眼レフいらない、ということはないけど、このサイズでこのクオリティーを実現したのは素直に喝采したい。
ただ、プロセッサはミドルクラスレベルのせいか、1億画素で撮るときは撮影後の処理にちょっと待たされる。そこはしょうがないか。また、108Mモードを使うときはデジタルズームやAIによるシーン認識は効かない。ほんとシンプルに超高画素写真を撮るモードだ。
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