“不適切なメモ”でドコモが謝罪/「auデータMAXプランPro」が値下げ:Mobile Weekly Top10
とあるドコモショップで店員がやりとりしたメモが波紋を呼んでいます。しかし、そのメモに書かれたことは、ドコモに限らず全キャリアの販売店で長年問題になっていることでした……。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2020年1月13日〜2020年1月19日
- ショップでの“不適切なメモ”でドコモが謝罪 不要なオプション提案も問題視
- 「iPhone 11 Pro」と「Pixel 4」のカメラを徹底比較 画質はどれだけ違う?
- スマホ決済1月のキャンペーンまとめ PayPay、d払い、au PAYで“20%還元”が続く
- ドコモの「AQUOS sense3」が「Galaxy A20」と入れ替わりで総合2位浮上
- ドコモショップの「一部サポート有料化」 販売現場への影響は?
- QRコード決済を使える店鋪は「PayPay」が大差でトップ ICT総研調べ
- 春商戦と楽天対抗 KDDIが「auデータMAXプランPro」の値下げに踏み切った理由
- “タフネス5Gスマホ”を2020年に投入する京セラ 強みは「ジャパンメイド」
- auの「Galaxy S10/S10+」、Android 10へアップデート
- 最短5分で「Apple Pay」「Google Pay」を利用可能に――三井住友カードがクレジットカードの発行時間を大幅短縮 プロパーカードのデザインも30年ぶりに変更
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年1月13日から2020年1月19日までの1週間について集計し、まとめました。
今回のアクセス数1位は、ドコモショップ市川インター店(千葉県市川市)で発生した「不適切な対応」を伝える記事でした。その影響を受けてか、5位にはドコモショップにおける一部サポート有料化に関する記事がランクインしました。
今回の「不適切な対応」は、ショップスタッフ間の連絡用メモにまつわるもので、常識では考えられないような表現も含まれていました(参考記事)。来店客(ユーザー)に見せないメモだとしても、「これってどうなんだ?」という表現が見受けられることに、いろいろと思うところがあります……。
このメモが示唆する問題点の1つが「オプションサービスやコンテンツサービスの契約」です。契約者(ユーザー)にとって有益なものであれば勧めてもらえることはありがたいです。私も、とあるキャリアショップにおいて補償サービスを勧められたおかげで、購入から1年以上経過した携帯電話の修理代金を大幅に抑えられました。
しかし、契約者にとって明らかに不要なサービスやコンテンツを、十分な説明なく契約させることは良くありません。「アクセサリー類の分割払いによる販売」の強制も同様です。
契約者に必要だと判断したものは、説明した上で契約するかどうか判断してもらう……というのが理想型ではありますが、ある店員さんに話を聞くと「お客さまにしっかり説明して、その場では首肯してくださる(首を縦に振るそぶりを見せる)のですが、後からクレーム(苦情)を寄せてくることも少なくないんですよね……」といいます。つまり契約する側が話を聞き流して問題になることもあるのです。
「人の話はしっかり聞く」こと、「聞いて理解できるだけの知識を身につける」ことは、すごく大切なのだと思う今日この頃です。
ランキングの7位は、au(KDDIと沖縄セルラー電話)の「auデータMAXプランPro」が2月1日から値下げに踏み切ることに対する考察記事でした。
auデータMAXプランProは、国内における端末単体での月間データ通信容量に上限がないことが最大の特徴。ネットワークに影響を与える通信について速度制限を実施する場合はあるものの、通信内容を問わず制限なく使えるプランは非常に貴重です。使い方次第では最強ともいえるプランですが、各種割り引き前の月額料金は9150円(税別、2年契約N利用時は8980円)と、割高感を覚えてしまうことは否めませんでした。
それを2月から一気に1500円割り引くのは、自社内のアップセル(より料金の高いプランへの誘導)はもちろんですが、楽天モバイルが本格参入するとより厳しくなるであろう競争への“先手”を打つためでもあると思われます。私も、思わず「安くなったなぁ」と声を上げてしまったほどなので、スマホ単体で通信する量が多い人には“ササる”取り組みといえそうです。
単に値下げをするだけでなく、テザリングや海外ローミング中に利用できる容量が月間20GBから30GBに増量しています。スマホ単体の国内データ通信はノーカウントであることを踏まえると、これだけあれば基本的に困ることはなさそうです。
今後、携帯電話の月額料金における競争は活発になるのか、注目です。
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