「無料サポータープログラム」ユーザーが「楽天モバイル」正式プランにいち早く申し込むには? 1年無料は確実?
楽天モバイルの正式プランでは、楽天エリア内なら無制限でデータ通信が使い放題、しかも300万人を対象に、1年間は基本料金を無料にする。3月3日から新規契約者を対象とした先行申し込みを受け付けているが、無料サポータープログラムのユーザーが申し込めるのは4月8日以降。では、万が一先行申し込みだけで300万に達したらどうなるのか?
4月8日にスタートする楽天モバイルの正式サービス。楽天エリア内なら無制限でデータ通信が使い放題、しかも300万人を対象に、1年間は基本料金を無料にするという新プラン「Rakuten UN-LIMIT」が大きな話題を集めている。
3月3日から新規契約者を対象に先行申し込みを受け付けており、早速申し込んだ人もいるだろう。一方で気になるのが、現在提供している「無料サポータープログラム」のユーザーはどうなるのかという点。
先行申し込みができるのは新規契約者のみで、他社からの乗り換え、楽天モバイルMVNOサービスのユーザー、無料サポータープログラムのユーザーについては、4月8日から申し込みを受け付ける。
無料サポータープログラムは5月31日まで利用できるので、正式サービスも継続して使いたければ、4月8日から5月31日までの期間に移行手続きをする必要がある。
ここでもう1つ気になるのが、300万人を対象に月額料金を無料にするキャンペーンだ。300万人は必ずしも先着順ではないが、これは、先に申し込んだ人が何らかの事情で契約できず、後から申し込んだ人が繰り上げでキャンペーン適用となる可能性があるため。申し込んだものの、契約に至らないケースもあり得るので、楽天モバイルは「300万人は増減の可能性がある」としているが、あくまで誤差の範囲だろう。
極端な事例ではあるが、仮に、4月8日までに300万人が楽天モバイルを新規契約した場合、それ以降に申し込んでも1年間無料の特典は受けられなくなる。これは無料サポータープログラムユーザーも例外ではなく、(現時点で)無料サポータープログラムユーザーを優先的に300万人の枠に入れるといった措置は取らないとのこと。
では、是が非でも4月8日から1年間、Rakuten UN-LIMITを無料で使いたい無料サポータープログラムユーザーはどうすべきか?
まず、先行申し込み期間中は、無料サポータープログラムで申し込んだものと同じ楽天IDでは、Rakuten UN-LIMITには申し込めない。では異なる楽天IDならどうか? 楽天モバイルに確認したところ、本人確認をする段階で同一人物だと判断されたら、異なるIDでもRakuten UN-LIMITには申し込めないとのこと。また、Rakuten UN-LIMITは1回線しか持てず、無料サポータープログラムとRakuten UN-LIMITを併用することもできない。
それでもRakuten UN-LIMITへの先行申し込みをしたければ、無料サポータープログラムを解約してから、Rakuten UN-LIMITに契約し直すという方法がある。これなら、同じ楽天IDでも申し込めるそうだ。ただしいったん解約をするため、電話番号は変わってしまう。
楽天モバイルの広報担当は「昨日からの状況を見る限り、先行申し込みだけで300万人には達しないのでは。(現時点では)急いで申し込まなくても大丈夫なので安心してほしい」と話す。それでも、万が一4月8日までに300万に達するような事態になる場合は、「無料サポータープログラムの方が不利にならないよう、社内で議論する」とのこと。
無料サポータープログラムのユーザーは、今は慌てて解約せず、4月8日を待つのが得策といえる。
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