ニュース
「楽天モバイルパートナープログラム」始動 5GやIoTを活用したサービスの創出を目指す
楽天モバイルは3月12日、5GやIoTを活用した新たなサービスを企業や自治体と共に創出する「楽天モバイルパートナープログラム」を発表。同日に参加企業や自治体の募集を始めた。6月以降は法人と自治体を対象に「プロジェクトデザインパートナー」の募集を開始する予定。
楽天モバイルは3月12日、5GやIoTを活用した新たなサービスを企業や自治体と共に創出する「楽天モバイルパートナープログラム」を発表。同日に参加企業や自治体の募集を始めた。
楽天モバイルの5Gネットワークを活用し、スポーツ観戦、ドローン、地上無人配送といった多様なサービスを生み出すのが狙い。
募集するパートナーは、楽天モバイルとともにプロジェクトの運営を担う「プロジェクトデザインパートナー」と、各プロジェクトで自らのサービスの提供や技術支援などを担う「プロジェクトサポートパートナー」の2種類。
プロジェクトの応募は本プログラムの特設サイトから行う。まずは「プロジェクトサポートパートナー」として「スポーツ」と「配送」の2分野にわけて法人を対象に募る。どちらも3月12日〜4月30日までを募集期間とする。
6月以降は法人と自治体を対象に「プロジェクトデザインパートナー」の募集を開始する予定。応募する企業に対して、契約前に保有技術やサービスについてヒアリングする場を設ける。
関連記事
- 楽天モバイル、3月までに4400局を開設予定 計画を「大幅に上回る」と三木谷氏
楽天は、MWC Barcelona 2020でMNOのプラットフォームに関する発表をする予定だったという。ただしMWC自体が中止になったこともあり、「また機会を見せて発表させていただきたい」と三木谷氏。MNOの基地局開設が順調に進んでいることも同氏はアピールした。 - ベールを脱いだ「楽天モバイル」の本格サービス 料金プランや戦略を整理する
4月8日に本格サービスを開始する「楽天モバイル」の料金プランが、ついにベールを脱いだ。プランは「Rakuten UN-LIMIT」と銘打った1種類のみで、月額2980円で楽天エリアでデータ通信し放題、KDDIのローミングエリアは2GBまで利用できる。スマートフォンは11機種が対応しているが、他の機種にも拡大していく。 - 楽天モバイル、4月7日をもってMVNOサービスの新規受け付けを終了 完全終息は未定
4月8日のキャリア(MNO)サービス開始に伴い、楽天モバイルがMVNOサービスの新規申し込みの受け付けを終了する。4月7日までに契約した分については、当面の間はそのまま利用できるが、最終的にはMNOサービスへの移行を迫られることになる。 - 楽天モバイルのキャリアサービス、2021年3月末に全国エリアへ “宇宙”からのエリア化も視野に
楽天モバイルが、2021年3月までにキャリア(MNO)サービスにおける自前基地局の設置を全国に広げることを示唆した。親会社の楽天は、宇宙から携帯電話ネットワークを構築する人工衛星の開発を進める米国企業に出資。実用化されれば、楽天モバイルのエリアカバーに有利に働く可能性がある。 - 楽天モバイル正式サービスは4月8日開始 プランは“完全使い放題”のみ、300万人は1年間無料
楽天モバイルがキャリア(MNO)サービスを4月8日にスタートする。月額2980円の「Rakuten UN-LIMIT」プランのみの提供で、300万人(1人1回線)については12カ月間は無料とする。【更新】
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.