BlackBerry最後の端末「KEY2 Last Edition」をFOXが299台限定販売 約7万円
FOXが、BlackBerry最後の端末となる「BlackBerry KEY2 Last Edition」を、6月30日に299台限定で発売する。価格は6万9800円(税込み)。FOX阪急メンズ東京とFOXオンラインストアで取り扱う。TCLのBlackBerry端末販売終了を受けて発売する、日本オリジナルのモデル。
FOXが、BlackBerry最後の端末となる日本オリジナルモデル「BlackBerry KEY2 Last Edition」を、6月30日に299台限定で発売する。価格は6万9800円(税込み)。FOX阪急メンズ東京とFOXオンラインストアで取り扱う。
BlackBerryは2016年9月に自社での端末開発を終了しており、その後はTCLコミュニケーションがライセンスを保有して「BlackBerry KEYone」「BlackBerry KEY2」などのAndroidスマートフォンを開発、販売してきた。しかしBlackBerryとTCLは2020年2月にライセンス契約を終了し、BlackBerry端末の販売も終了することになった。日本ではFOXがTCLの正規代理店としてBlackBerry端末を取り扱っており、BlackBerry販売終了を受けてKEY2 Last Editionの発売を決めた。
BlackBerry KEY2 Last Editionの本体にはシリアルナンバーが刻印されており、軽量かつ耐久性のあるアラミド繊維を用いた「Aramid Case」が付属している。Aramid Caseは0.65mmと薄く、「BlackBerry KEY2, Last Edition, JPN」の文字が刻印されている。
BlackBerry KEY2は、タッチパネルに対応した4.5型(1080×1620ピクセル)ディスプレイの下にQWERTYキーボードを搭載したモデル。日本では2018年9月に発売した。国内3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の通信に対応しており、日本向けモデルはLTEのバンド18(KDDI向けの800MHz帯)を独自にサポートしている。プロセッサはSnapdragon 660(8コア)、メインメモリは6GB、バッテリー容量は3500mAh。1200万画素×2のアウトカメラでは背景をぼかしたポートレート撮影が可能。インカメラは800万画素。OSはAndroid 8.1をプリインストールしている。
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