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TCL、BlackBerryの長期ライセンス契約で合意
TCLが、BlackBerryの長期ライセンス契約で合意した。TCLがグローバルでBlackBerry端末を扱う。日本での展開は未定。
TCLコミュニケーションとBlackBerryは、BlackBerryの長期ライセンス契約で合意をした。
BlackBerryは、セキュリティソフトウェアをはじめとするブランド資産のライセンスをTCLに提供する。TCLはBlackBerryブランドのモバイル端末の設計、製造、販売、カスタマーサポート提供を行う。
BlackBerryは端末ビジネスを終了し、今後はソフトウェア開発に注力、端末開発は外部企業に委託することを発表しており、今回の提携はその一環となる。
TCLとBlackBerryは、セキュリティ機能に注力したBlackBerryのAndroidスマートフォン「DTEK50」と「DTEK60」の開発でも連携している(DTEK50は「IDOL 4」、DTEK60は「TCL 950」とスペックが似ており、これらがベースになっていると思われる)。今回の契約は、DTEKシリーズで構築した関係を発展させたものとしている。
TCLはBlackBerryブランドの全スマートフォンを独占的に扱うが、インド、スリランカ、ネパール、バングラデシュ、インドネシアは除く。新製品については、「数カ月中に発表される予定」とのことだが、日本市場でTCL製のBlackBerryスマートフォンが投入されるかは未定。
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