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BlackBerry端末、8月31日に販売終了へ TCLとのライセンス終了で
QWERTYキーボードが特徴のBlackBerryブランド端末の販売が8月31日に終了する。BlackBerryとTCL Communicationのライセンス契約が切れるため。TCLは昨年から独自ブランドのスマートフォンを開発している。
カナダのBlackBerryは1月3日(現地時間)、中国TCL Communication(以下、TCL)と2016年に締結したライセンス契約の終了に伴い、TCLによるBlackBerryブランド製品の販売が8月31日に終了すると、公式Twitterで発表した。
BlackBerryが2016年9月に端末の自社開発を終了した後、TCLがライセンスの下、「BlackBerry KEYone」「BlackBerry KEY2」などQWRTYキーボード搭載のAndroid端末を開発・販売してきた。TCLのBlackBerry端末は日本でも販売されている。
端末の販売は8月31日に終了するが、既存製品のサポートは2022年8月31日まで続ける。
ライセンス契約を延長しない理由についての説明はない。TCLは昨年、初の自社ブランドスマートフォン「TCL PLEX」を発売し、その後も5G端末や折りたたみ端末も発表している。
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