シャープのマスク、ようやく抽選倍率が100倍を切る／「Android化」が進んだiOS 14？：Mobile Weekly Top10

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、シャープがマスクの生産に取り組んでからしばらくたちました。先日行われた第9回目の抽選で、ようやく倍率が100倍を切ったそうです。

[井上翔，ITmedia]

ITmedia Mobile Weekly Access Top10

2020年6月22日〜2020年6月28日

1. 倍率は毎週100倍超え　“シャープのマスク”はなぜ誕生？　いつまで続く？
2. 「iOS 14」発表　ホーム画面の自動整理やウィジェット配置　オフラインで使える翻訳も
3. 総務省が「どんなときもWi-Fi」に行政指導――MVNOが提供する「無制限で使い放題」には要注意
4. シャープのマスク、第9回の抽選倍率が100倍未満に
5. モバイル版「Googleフォト」大幅刷新　検索しやすく、マップ連携表示が可能に
6. 高コスパ「iPhone SE」と「iPhone 11」どちらを選ぶ？　スペックから性能まで徹底比較
7. iOS 14の対象機種はiPhone 6s以降、初代iPhone SEも生き残る
8. 「iPhone SE（第2世代）」は7や6sからどれだけ進化した？　使い勝手や性能を比較した
9. 新「iPhone SE」に触れて「満足した」「残念だった」ところ　どんな人にオススメ？
10. 1枚あたり9円台へ最安値を更新　「マスク通販最安値.com」の定点観測から

　ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年6月22日から2020年6月28日までの1週間について集計し、まとめました。

シャープのマスク、私は第9回の抽選でようやく当たりました……（まだ開封できていません）

　アクセス数の1位と4位は、シャープが取り組んでいるマスク生産にまつわる話題を扱った記事でした。

　新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、マスク生産に参入したシャープ。4月21日から個人向けに抽選販売を開始しましたが、生産体制を強化しても抽選倍率はなかなか100倍を切りませんでした。しかし第9回の抽選で、ついに倍率が99.84倍と100倍を切りました。

　実は、私もこの第9回の抽選でようやく当選し、マスクの購入権を得ることができました。第1回、第2回……と、抽選が毎週行われていることを忘れかけていた頃合いでの出来事でした。

　購入手続きを済ませて、手元には既にマスクが届いているのですが、まだ開封できていません。というのも、不織布マスクは品薄状態がおおむね改善されており、自宅にはある程度のストックがあるためです。

　ただ、新型コロナウイルスの問題はいつまで続くか不透明ですから、備えは重要です。シャープのマスク、大切に使っていこうと思います。

2020年秋リリース予定の「iOS 14」。Androidで見たことのある要素が増えたような……

　アクセス数の2位には、iPhone／iPod touch向けの新OS「iOS 14」に関する記事が入りました。

　iOS 14では、カテゴリーごとにアプリを自動整理する「App Library」、ホームスクリーンへの「ウィジェット」の表示、そして必要な時にアプリの一部を一時ダウンロードできる「App Clip」など、新機能が非常に多くあります。また、電話着信時の応答画面を、全画面ではなく画面上部に小さく表示するなど、使い勝手の改善も行われています。

　……と、新機能や機能改善の内容を見ていると、その多くは「あれ、それって既にAndroidでは実装されているよね」というものが少なくありません。ここ数回のiOSのバージョンアップでは、Androidで評判の良い（あるいは使い勝手に優れた）機能をApple風にアレンジして搭載することが増えているように思います。逆に、「ジェスチャーナビゲーション」などのように、AndroidがiOSの便利な機能をアレンジして搭載する例もあります。

　使い勝手を改善するために、互いのOSの良い所を取り入れること自体は大歓迎なのですが、その結果として機能の複雑化を招いたり、使い勝手にかえって悪影響を与えたりする可能性もゼロではありません。

　その新機能は、ユーザー目線で本当に使いやすさに寄与するのか、しっかりと考えた上で実装してもらえたらと思う今日この頃です。