auから「AQUOS sense5G」登場 2021年春予定
シャープのミドルレンジ5Gスマートフォン「AQUOS sense5G」がauから登場する。発売は少し先の2021年春となる。
KDDIと沖縄セルラー電話(au)は2021年春、シャープ製5Gスマートフォン「AQUOS sense5G SHG03」を発売する。
機種の概要
SHG03は、9月11日に発表されたミドルレンジスマホ「AQUOS sense5G」のau向けバージョン。5G/4G LTEの対応周波数帯(Band)などがau向けに最適化されている。ボディーカラーはライトカッパー、オリーブシルバー、ブラックの3つを用意する。
- →シャープが2020年秋冬のAQUOSスマホを発表 5G対応の「zero 5G basic」「sense5G」も
- →2020年秋冬「AQUOSスマホ」の見どころ解説 「sense5G」と「sense 4」の違いはどこに?
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 690 5G」で、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備えている。内蔵ストレージはより高速な「UFS(Universal Flash Storage)」規格のものを採用しており、CPUと合わせて従来モデル(AQUOS sense3)よりもパフォーマンスが約2.4倍向上しているという。
ディスプレイはフルHD+(1080×2280ピクセル)の約5.8型IGZO液晶を搭載し、バッテリーは4570mAhの大容量品を採用している。
アウトカメラは約1200万画素の「標準」、約1200万画素の「広角(121度)」、約800万画素の「望遠(2倍)」のトリプル(3眼)構成で、いずれも電子式手ブレ補正に対応する。インカメラは約800万画素のシングル構成だ。
Wi-Fi(無線LAN)はWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)に対応し、Bluetooth 5.1も利用できる。NFCやおサイフケータイを使った非接触通信にも対応する。「顔」と「指紋」を使った生体認証も備える。
ボディーの暫定サイズは約71(幅)×148(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量は未定となっている。IPX5/8等級の防水性能と、IP6X等級の防塵性能も確保している。
関連記事
- 2020年秋冬「AQUOSスマホ」の見どころ解説 「sense5G」と「sense 4」の違いはどこに?
シャープがAQUOSスマートフォンの2020年秋冬モデルを発表した。この記事では、筆者の視点で気になるポイントをチェックする。 - シャープが2020年秋冬のAQUOSスマホを発表 5G対応の「zero 5G basic」「sense5G」も
シャープがAQUOSスマートフォンの2020年秋冬モデルのラインアップを発表した。いずれもミドルレンジ、あるいはミドルハイレンジモデルとなるが、5G対応モデルやゲーミングを意識したモデルも用意していることが特徴だ。 - auがミドルハイの5Gスマホ「AQUOS zero5G basic DX」を9月19日に発売 税込み直販価格は約8.1万円
シャープが発表したばかりの5Gスマホ「AQUOS zero5G basic」が、auから発売される。6.4型有機ELディスプレイを搭載し、ゲーム画面の描画速度を上げる「ハイレスポンスモード」にも対応する。 - 売れ筋Androidスマホ、「AQUOS sense3」と「Galaxy A20」はどちらが買い?
シャープの「AQUOS sense3」とサムスン電子の「Galaxy A20」が売れている。ともに低価格ながらも、普段使いには十分なミドルクラスCPUに加え、防水、おサイフケータイといった需要の高い機能を一通り搭載している。2モデルはどちらを選べばいいのか? 実際に触って使いながら検証していく。 - “何となくハイエンド”は終わり 分離プラン時代に投入する「AQUOS zero2」「AQUOS sense3」の狙い
シャープが新フラグシップスマホ「AQUOS zero2」を発表。ディスプレイの駆動速度や本体の軽さにこだわり、ゲーマーを強く意識した。より幅広いユーザーに向けた「AQUOS sense3」は、大容量バッテリーや必要十分な機能を特徴に打ち出している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.