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KDDIの「UQ mobile」事業承継が完了 「マルチブランドで機動的なサービスを」
KDDIの「UQ mobile」事業承継が完了した。auとUQ mobileのマルチブランドで機動的なサービスを提供するとしている。既にUQ mobileからau移行に伴う手数料や解約料を免除する取り組みを進めている。
KDDIが10月1日、UQコミュニケーションズの「UQ mobile」事業承継が完了したことを発表した。
同社は「高品質なネットワークを通じて、『au』に加え、シンプルでお手頃価格の『UQ mobile』のマルチブランドで市場環境やお客さまニーズに即した機動的なサービスの提供を加速させていく」としている。
UQ WiMAX事業は、引き続きUQコミュニケーションズが運営していく。
KDDIと沖縄セルラー電話は10月1日から、UQ mobileからauへの移行に伴う手数料や契約解除料を免除し、月額料金を12カ月間割り引くプログラムを提供している。またauの直営店でUQ mobileの取り扱いも同日に開始した。
UQ mobileは、2014年11月にKDDI子会社の「KDDIバリューイネイブラー(KVE)」と沖縄セルラー電話子会社の「沖縄バリューイネイブラー」(現・UQモバイル沖縄)がスタートしたMVNOサービス。サービス開始後、2015年10月UQブランドの供与元であるUQコミュニケーションズがKVEを吸収合併した。
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