「iPhone SE(第2世代)」から「iPhone 12 mini」に乗り換えた理由 これぞ求めていた小型スマホ(2/3 ページ)
「iPhone 12 mini」は、筆者にとって待望の一台だ。これまでは「iPhone SE(第2世代)」を使っていたが、不満もあった。iPhone 12 miniはA14 Bionicプロセッサや5G対応という最新スペックに加え、Face ID搭載の狭額縁ディスプレイを搭載。選ばない理由がなかった。
重心を動かさずに片手操作できるギリギリのサイズ感
何より、片手持ちで操作できるサイズ感が良い。筆者の手のサイズは成人男性にしては小さめだが、iPhone 12 miniの5.4型ディスプレイなら、普段の持ち方で重心を変えずに画面上部に親指が届く。
ただし、近年のiOSでは画面上部を触る操作はそれほど重要ではない。かつてのiOSでは画面上部に「戻る」ボタンが配置されることが多かったが、近年のiOSでは画面下部にメニューバーに配置されるのが主流だ。とはいえ、Gmailなどごく一部のアプリや、コントロールセンターを呼び出すときには、やはり上部をタッチする必要がある。
また筆者の場合、寝転びながら動画を鑑賞することが多い。iPhone 12 miniではそうした状況でも便利だった。多くの大画面スマホでは、片手で支えるような持ち方には不向きでスタンドを使うことになるが、iPhone 12 miniなら片手でがしっと手持ちしたままホールドできる。
本体が薄く軽いということは、ケースを装着しても重くなりにくいということでもある。筆者はApple純正のMagSafe対応レザーケースを入手して使っているが、ケース装着時でも実測155gで持ち歩ける。
MagSafe ウォレットを追加で装着しても実測202gとギリギリ許容範囲だ。厚みがでる一方で重心が下部に偏るため、ホールド感は悪くない。ただし、Apple純正のケースは側面まで覆うタイプのため、横幅が若干増してしまう。コンパクトさとスタイリッシュなデザインを生かすなら、できればケースなしで持ち歩くのが理想だとも思う。
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