SoftBank on LINEは「LINEMO(ラインモ)」に/それでも注目されるのは「ahamo(アハモ)」?:Mobile Weekly Top10
ソフトバンクがLINEと提携して提供するオンライン専用ブランド(料金プラン)を「LINEMO(ラインモ)」としました。国内通話の準定額をオプション化することで、当初予定より500円(税別)引きで提供されることになったのですが、NTTドコモの「ahamo(アハモ)」は対抗するのでしょうか……?
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2021年2月15日〜2021年2月21日
- ソフトバンクの「LINEMO」で注意すべきところは? 端末やSIMの扱いは?
- 「1GB未満0円」の新料金プランで勢いづく楽天モバイル――250万申し込みを突破し、基地局建設計画も拡大
- 楽天モバイルに聞く「Rakuten BIG」「Rakuten Hand」開発秘話 5Gでも独自端末の狙いとは?
- QTモバイルが大幅値下げ 20GBプランは月額2000円に、月額1000円の2GBプランも
- ソフトバンク、3月17日から「メリハリ無制限」「ミニフィットプラン+」提供 「データ通信専用50GBプラン」も
- 買い替えは「iPhone 12」がベスト! 12 Proを買った筆者が後悔した理由
- ahamo対抗で料金プランを改定したy.u mobile 強みは「U-NEXT」にあり
- ソフトバンクが2月18日に発表会 「SoftBank on LINE」の詳細を説明
- ディスプレイ内蔵インカメラが面白い 「Rakuten BIG」のカメラ機能を試す
- ドコモの「ahamo(アハモ)」は3月26日スタート プラン変更でも利用期間を引き継ぎ
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年2月15日から2021年2月21日までの1週間について集計し、まとめました。
2月18日、ソフトバンクがオンライン専用ブランド(料金プラン)について詳細を発表しました。仮称として「SoftBank on LINE(ソフトバンクオンライン)」が設定されていましたが、正式なサービス名は「LINEMO」となりました。読みは「ラインモ」なのですが、気を付けなければ「リネモ」と読んでしまいそうです……。今回のアクセス数トップ10の記事のうち、2つはこのLINEMOに関するものでした。
当初の発表では、5分以内の国内通話定額(準定額)が付帯して月額2980円(税別、以下同)という価格設定でした。しかし、au(KDDIと沖縄セルラー電話)の「povo(ポヴォ)」に対抗してか、準定額を月額500円のオプションとした上で、月額料金を2480円に引き下げました。
LINEMOはY!mobileブランドのノウハウを投入しつつ、「eSIM対応」など、従来ブランドにはない新機軸を取り入れています。ただし、オンライン専用なのでソフトバンク/Y!mobileショップや電話などでのサポート対応はありません。その他、ソフトバンク/Y!mobileブランドとは異なる扱いも幾つかあります。ぜひ、ITmedia Mobileの記事を読んで“予習”をしていただけると幸いです。
LINEMOやpovoの話題を取り上げた記事がランクインすると、NTTドコモの「ahamo(アハモ)」に関する記事も“浮上”する傾向にあります。今回の集計期間でも10位にahamoのサービス開始日を伝える記事がランクインしています。
ahamoといえば、2月24日から新しいTVCMの放映が始まりました(YouTubeでも見られます)。povoやLINEMOが月額2480円を打ち出す中、ahamoは当初の月額2980円を引き続きアピールしていますが、LINEMOの発表会にもあった通り、ターゲット層(20〜30代)のことを考えると、国内通話の(準)定額が必要なのかどうかは議論が分かれる所です。ただ、ahamoは他キャリアのサービスとは異なり、海外ローミング中も月間容量の範囲内で高速データ通信が行えるようになっているので、単純に月額2480円に「そろえる」のは難しそうです。
3月1日、ドコモはahamoに対応する端末を発表する予定です。ここで“サプライズ”があるのかどうか、注目したい所です。
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