ニュース
ドコモが「ahamo」の店頭サポート提供を表明 有償で
総務省の会合で、NTTドコモがahamoユーザーに対する有償店頭サポートの提供を表明した。詳細は、後日改めて発表される予定だ。
総務省は4月16日、電気通信市場検証会議に付属する会議体「競争ルールの検証に関するワーキンググループ」の第16回会合を開催した。この会合において、NTTドコモがオンライン専用プラン「ahamo(アハモ)」の契約者に対して有償の店頭サポートを提供する準備を進めていることを明らかにした。
ahamoは申し込みから各種サポートまでをオンライン(インターネット)で完結することが特徴だ。一方で、店頭や電話窓口での申し込みやサポートは受け付けておらず、ネットワークサービスの一部も“非対応”となっている。
提供開始後、ユーザーから「オンラインでの申し込みに不安がある」という声が寄せられたことから、有償ながらも店頭でサポートを行うサービスを提供することになったようだ。詳細は後日改めて発表するという。
関連記事
- ドコモ「ギガプラン」と「ahamo」を比較 移行する際の注意点は?
大手キャリアが提供しているオンライン専用プランでは、利用できるサービスを限定することで、割安な基本料金を実現している。本稿では、NTTドコモの「ギガプラン」に該当する料金プランと、オンライン専用プランの「ahamo(アハモ)」の内容を比較。料金差や利用できるサービスに違いについてまとめた。 - NTTドコモが「解約金留保」を2021年秋をめどに廃止 MNP促進に向けて
総務省の会合において、NTTドコモが解約金を保留する仕組みを撤廃することを表明した。同時期に、定期契約プランの新規受け付けも終了する方針だという。 - 大手キャリアの「オンライン専用プラン」を店頭で案内 その背景は?
大手キャリアの「オンライン専用プラン」が話題となっています。本来は“オンライン専用”であるはずのプランが、店頭でもポスターなどで案内されるケースもあります。その背景には何があるのでしょうか。 - 2700円に値下げをした「ahamo」の戦略 “サービスの簡略化”による混乱も?
ドコモは3月1日に、ahamoの料金を2700円(税別)に値下げすることを発表した。値下げ幅は280円と少額だが、総額表示が義務化される4月以降、3000円を下回る2970円でアピールできるのは大きな差になりそうだ。一方で、ahamoのサービス内容は既存の料金プランから大幅に簡略化されているため、混乱も予想される。 - 総務省は通信業界を変えたのか? 14年間の政策を見直し、愚策は撤廃すべき
NTTと総務省による接待報道のおかげで、NTTグループを取り巻く動きが停滞している。接待報道で最も衝撃的だったのが、谷脇康彦総務審議官の辞職だ。谷脇氏が旗振り役として進めていた2007年の「モバイルビジネス研究会」から、通信業界の問題点は変わっていない。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.